先日慶応病院で7時間半の健康診断を受け、3日経った今日再び慶応病院へ。今年の春同病院で人間ドックを受けてから、半年も経たない中での再検査。政界は沸き立っている。すわ、政変か!と。
何かがオカシイのだろう。まだ60代前半。人間ドックなど1年に1度受ければ十分な筈。総理と言う要職にあるから念を入れるとしても、半年も経たない内に再検査とは矢張り健康上の何らかの問題が生じていると見る方が正しいだろう。
10年前、北海道、洞爺湖サミットの直前、突然に総理食を辞任し、国民を大いに失望させたが、後で伝わって来た理由は、腸の異常、腸潰瘍の悪化、等の病気が報じられたが、詳しい病状等の発表はなかった。今回も同様に国民は突然の辞任を懸念している。総理は公人だ。個人のプライバシーに係る個人情報を明らかにせよ、と国民は要望している訳ではない。最たる公人としての病状を明らかにし、総理職が耐えられる状態かそうでないのか、いつまで続けるつもりなのか、等々の所信を明らかにすべきである。
偶々今日は、歴代内閣で、大叔父の佐藤総理の在任期間を越えて、連続最長の期間を樹立した。第一次内閣を合計すれば、既に桂内閣を越えて、最長となっている。
先日の夕刊に田原総一朗がいみじくも言っていたが、安倍のレガシーは何もない。あるのは、ただ長く総理をやっていただけのこと。北方4島も、拉致被害者も憲法改正も全く何も出来ていないと。むしろ今の内閣はゴマすり内閣。補佐官やら秘書官、役人までもが一緒になってゴマすり合戦。そんな内閣像しか浮かばないと。
総理長い間ご苦労さん。今日漸く憲政史上最長の内閣となりました。もう明日にでも辞職できる。国民もそれを望んでいる。