ちゃおチャオブログ

日々の連続

長野上山田1泊温泉旅行(2)佐久の草笛で蕎を食べ、上田城へ。

  • 佐久の草笛、ソバ店でのそば切り。佐久の草笛、ソバ店でのそば切り。

    • 去年はこの店、佐久の草笛で美味しい新蕎麦を頂いたが・・。まあでも、新蕎麦でなくても信州そばに大満足だ。

      • まあでも、新蕎麦でなくても信州そばに大満足だ。去年はこの店、佐久の草笛で美味しい新蕎麦を頂いたが・・。

      • 信州そばを楽しみにやってきた佐久の草笛だったが、ほんの数週間時期が早く、まだ新蕎麦は出ていない。去年は11月にこの店にやってきて、新蕎麦出荷直後の本当に美味しいソバを食べることができた。東京では味わったことのない、実に初々しい、青みがかった味覚。これが本当の蕎麦の味覚だと思った。ボージョレ・ヌーヴォーに人々が群がるのも同様の食管、感触を求める為だろうし、去年は今日の店の込み具合の倍ほどのお客がやってきていた。


ただだからと言って、今年のこの店の蕎麦が不味かった、ということではない。矢張り信州そばは新蕎麦に限らず、いつ食べても美味しい。日本全国、蕎麦の名産地がいかほどあるのかは知らないが、信州そばは昔から折り紙付き。特に戸隠蕎麦などは全国的に流通している。戸隠と言ったら行者と蕎麦の代名詞になっている位だ。蕎麦は日本原産の食文化。納豆は日本以外でも東南アジアの一部に似たような醗酵大豆もあるようだが、蕎麦に関しては日本が唯一無二。自分もあちこち外国を旅行しているが、海外で蕎麦を食べた経験はない。自分はこの店での去年の新蕎麦の味覚を知っているので、つい去年との比較、吟味になるが、今年初めてやってきたボヘさんと大さんには、無上の味覚だったようだ。「美味しい、美味しい」を連発していた。二人にとっては、確かに、東京の美味しいソバ店のどこよりも勝る味覚に違いない。

去年は途中内山峠を経由し、コスモス街道を回ったりして、今日よりは1時間以上も遅い時間にやってきて、お昼を食べ終えてそのまま真っすぐ上山田温泉に向かったが、今日は高速1本で途中下車もなくやってきて、このままホテルにチェックインするには少し早すぎる。雨の中とは言え、途中の上田城に立ち寄ることにした。去年はこの城址公園には帰りに立ち寄り、本丸で丁度菊の品評会が行われていて、出展者の丹精込めた見事な大輪の花を心行くまで愛でることが出来たが、今年はコロナ禍のせいか、そうした催しも行われておらず、しとしと降り続ける小雨の中で、お城を訪れる観光客もまばらであった。我々4人も濠の深い内堀沿いをぐるっと1周して車に戻り、少し早めではあるが、ホテルに向かった。

 

  • ホテルのチェックインにはまだ少し時間が早く、途中の上田城に立ち寄る。

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    小雨の中、お城を訪れる人も少ない。

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    櫓門は立派な構えだ。

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