ちゃおチャオブログ

日々の連続

11.2(晴曇小雨)大阪都幻に終わる。衆院予算委。

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昨夜9時からの大阪都市民投票の結果が時々刻々報道され、拮抗した状態が最後まで続いたが、11時前速報が出て、反対派が多数を占める結果になった。その差は僅かに1.5万票程度。自民共産の組織票が維新公明の連合票に勝った形だ。残念ながら、大阪都は成立しない結果になった。

東京人の自分から見た関西人、こと浪速人は、オープンマインドで開明的で、先物どりの人種かと思っていたが、案外そうでもなかった。少なくとも、半分を少し超える人間は大阪人とは言え保守的で、固守的で、新しい物事よりも、今までの従来の生業、生活様式が気に入っていたようだ。自民、共産は今の体制から利益を得ていて、変更したくないとの思いがあったのだろうが、かなりの大阪人もそうした見えない利権構造に引っ張られたのか・・。

大阪が2022年、世界博覧会を機に、単に日本の第2の都市から、例えば中国で言う上海、米国のLA,のようなキャピタル首都とは一線を隔した世界の都市に飛躍しようとした維新の大きな夢は半ば潰えた感じだ。去年死んだ堺屋太一さんも草葉の陰で残念がっているだろう。

日本人は自ら進んで何か新しいことをしよう、始めようとするのは苦手の民族か。東京市が都市の拡大、人口の増加で、東京府になったのは大正時代で、敗戦直後には東京都に昇格した。これは住民投票などではなく、全てお上からの命令、指示で変更されたもので、当時の市民、府民は素直に従い、今は都民として誇りを持っている。先進的な人種と思われた浪速人も矢張り日本人だったか・・。お上の命令で変更されないと、自らは脱皮できない人種だったのか・・。

松井党首は今回の敗北で議員を辞めるとのことだが、であれば、橋下さん、もう一度戻ってきて、5年後に再々挑戦したらどうか。3度目の正直、ということばもある。

 

今日から衆院予算委。午後から 立憲民主党 の3羽ガラス、先ず最初に江田憲司、次に今井、最後は川内の3人衆に学術会議6人非任命で攻めまくられる。総理も最後はタジタジ。この状況を見ていると、もう間もなく、井上大臣と梶田会長との間で、6人再提出が行われ、最後は認定されるだろう。問題はそれがいつになるかだが、早ければ早い程良い。

 

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