ちゃおチャオブログ

日々の連続

4.10(月・晴れ)統一地方選、前半戦終了。

 

 

昨日行われた統一地方選、波乱なくほぼ予測通りの結果で終わった。波乱があったとすれば、徳島知事選で、怨念の対決、親子2代、3代に渡って尾を引いている。自民同士の分裂で、三木と後藤田の対決。現職知事をそっちのけで、激しく争い、元官房長官の血筋の後藤田が、元総理の血筋の三木を押し切り、初当選。

 

奈良では維新の候補が大差で自民現職、新人2候補を破り、大阪府に続き、2つ目の地方県政の首長となった。自民二人を一人にまとめきれなかった高市県連会長への批難が高まるだろう。キップの良い女性で、初の女性総理筆頭に上げられるが、ここで味噌を付けてしまった。

 

その維新のお膝元、吉村府知事が僅差で逃げ切った。対抗馬の女性候補とは1500票程の差で、第三の候補、共産党が立候補していなければ、26万票のほんの少しでも女性対抗馬に回れば、吉村敗戦だった。しかし選挙は僅差であれ何であれ、勝った方が天下人で、吉村の幸運と言うか、天が味方してくれた。

 

頂けないのは神奈川の黒岩で、レポーター上がりの口先男が、無名の新人3人を相手に大差で勝利。これから4期目、16年間の県政に君臨する。この口先男、4期が終わっても、何やかやと口先を動かし、5期目にも居座る積りでいるだろう。

 

さて、前半戦が終了し、維新が倍増の躍進。岸田自民はそこそこの結果で、信任を得た。自信を持って来月の広島サミットに臨むことができるだろう。G7を成功裏に終わらせ、いよいよ自信を付けた岸田が、総選挙に打って出るかも知れない。しかし、それは止めた方が良い。墓穴を掘るだけのことになる。