ちゃおチャオブログ

日々の連続

4.11(火・晴れ)チャットGPT或いはシンギュラリティ。

 

 

時代が変わる。世界が変る。昨日対話型人工知能、チャットGPTの開発者で、経営者のボブ・アルトマン(37才)が初来日し、総理官邸で総理と面談、その後、自民有志の会合に出席し、これからのチャットボットについての講演を行った。

世界10数か国・都市の歴訪の最初に選ばれたのが東京で、彼はそのスピーチの中で、東京に開発拠点を置くつもりだと、表明した。

チャットGPTは、優れた知能を持っていて、一般的な質問には全て模範回答で答え、今後の社会では弁護士とか学校の先生、知的産業の職種は必要なくなるとも言われている。一部の大学では、テストとか論文作成にこの機能を使用することを禁止している。イタリアでは、既に国としての使用を禁止している。米国の先端研究者なども、一定期間チャットGPTの開発を中止すべきだとの提言を行った。

 

人工知能は年々精度が増してきて、今は人間の知能を越える程になってきている。シンギュラリティ、AIが人間を越える時は間も無くだ。人間並みになるのが2029年、人間を越えるのは2045年と、AI研究の第一人者は予測している。

 

地球が誕生して45億年。人間が誕生したのは数百万年前にしか過ぎない。あらゆる生物の頂点に立ち、今や地球の支配者になっているが、その地位も危うくなる。人間までの進化は、生き物、生態系の進化であったが、これから先、その生態系を飛び出し、無機質のAIが頂点に立ち、人間を支配下に置く。今日誕生した赤ちゃんが100歳まで生きるのは数少ないが、その子が100才になる頃の地球はどうなっているか・・。

AIの支配下に置かれた人間が、従僕のようにAIに従っているのか・・。或いは、原水爆を禁止、実質的に凍結しているように、AIのこれ以上の発達を凍結に、今程度のものに留め置くのか・・。

いずれにしても自分はそんなに長くは生きていない。幸か不幸か、デストピアの世界を見ないですみそうだ。