ちゃおチャオブログ

日々の連続

11.5(木・晴れ)アメフトよりも関心高い大統領選。

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アメリカで最も人気の高いスポーツはアメフト、野球、バスケといろいろあるが、野球は日本を始めとするアジア諸国に人気は高いものの、地域スポーツで世界スポーツとはなっていない。アメフト、バスケは全く米国のローカルスポーツで、米国人以外がローカルスポーツに熱狂することはない。

大統領選挙は最もローカルのもので、単に米国の大統領を選任するもので、米国人以外はこの「ゲーム」に参加することはできない。にも拘らず、今回の大統領選、世界中の人々が注目し、トランプ、バイデンのどちらが次期大統領に選任されるのか、固唾を飲んで見守っている。世界一の超大国、米国の大統領が誰になるかは、世界の人々の最大の関心事だ。だから野球やアメフト、バスケを見ない人でも、選挙結果の時々刻々のテレビ報道には強い関心を持っている。米国大統領選はそれ程強い磁力、吸引力を持っている。

昨夜、フロリダ、テキサス、オハイオ3州の激戦州をトランプが収めて時点で多くの人は、又トランプかと、諦めに似た気持ちで現状を受け入れただろう。トランプファンの木村太郎さんなど、昨夜は気持ち良い酒を飲んで寝たそうだが、今朝起きて、びっくり仰天。昨夜の様相が全く逆転していて、殆どバイデンが勝利を収める形成になっている。今朝のテレビには青色吐息の体で出演していた。アメフトが目まぐるしく攻守が代わる激しい戦い以上の戦いが今期大統領選で繰り広げられている。

現状、バイデンが90%以上有利だが、だがまだ決まった訳ではない。トランプは究極の作戦を考えているという。人間離れした彼のことだ。何を考えているのか分からないが、傍からみれば、見苦しいと映るだろう。今回は欧州から選挙監視団が派遣されたという。民主国家の主導者を自認している米国とすれば、恥ずかしい話だ。

さて、この先の選挙結果、早期に決着が付くのを望むが、そうならないかも知れない。最高裁まで持ち込まれ、どちらがなるにせよ、長時間かかるかも知れないし、どちらがなったとしても、双方の陣営には深い亀裂と反目を生むだろう。トランプがなることにより、2極化がより先鋭になるかも知れない。誰かが言っていた。南北戦争前夜だと。自由主義世界の国民は、そうならないことを願っているが・・。

 

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