ちゃおチャオブログ

日々の連続

11.07(土・曇晴れ)米国の混乱と株高。

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今週火曜日の3日に全米で大統領選挙が行われて今日の土曜日で4日経つが未だに投票結果が明らかになっていない。民主、共和双方の陣営が相手方への非難合戦。トランプは自身が負けた選挙区に関しては、選挙の不正を訴え、最高裁まで争う構え。混乱が収まる気配を見せていない。

総得票数、及び現状での各州代理人獲得任数はバイデンの方が明らかに勝っているが、この混乱の結果、何らかの形でトランプ勝利となったら、米国は世界から大いに失望を買うだろう。又投票数で上回った多数の米国民からも失望され、国家の分断はより激しいものになるだろう。今の米国には1個の強烈な反作用を及ぼすキャラクターにより、良識や常識が働かない国になっている。最大の権力者が勝手気ままにその権力を行使したら、国民も世界の人々も不幸になる。

今回の投票率は約70%。これだけでも日本の投票率と比べたら羨ましい限りだが、それでも3割の国民は投票していない。米国でも米国以外でも多くの人は最大の関心を持っているが、本国の米国民の3割は我関せずだ。どちらが大統領になっても「関係ない!」と。米国にアーミッシュが何万人すんでいるのかは知らないが、彼らは現代文明を拒否し、新聞は取っていないし、テレビも見ていない。だから多分今大統領選で国中が大騒ぎしていることも知らないだろう。

こんな混乱の中でも株式市場は、これまた我関せずで、連日の高値を続けている。むしろ政治の干渉がない分、上がりやすくなっているのか・・。昨日の東証、24,367円で終了。実に29年ぶりの高値で、バブル崩壊後の最高値になった。国民の中には株式高騰の実感は全くない。実態経済とは全くかけ離れたところで、株価だけが高騰している。世界と世の中、どこへ向かうのか・・。

 

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