ちゃおチャオブログ

日々の連続

11.9(水・晴れ)トランプ劇場再来。生きた選挙と死んだ選挙。国会無中継。



 

トランプ劇場再来のような共和党の勢いだ。昔風の言葉で言えば、Land Slide Victory。下院は共和の雪崩勝利だ。上院の集計はまだ終わっていないが、こちらも共和が多数を取るに違いない。顔を紅潮させたトランプがメールアラーゴの別邸で誇らしげに吠えている。これでいよいよ共和党もトランプ党に衣替えしたか・・。

しかし、それにしても米国の選挙は賑やかで、勢いがあり、生きている。死んだようなバイデン陣営でも、一部では祭りのような騒ぎだ。赤、青、真っ二つに割れて、ばっぷり組んで選挙戦を争っている。

米国が羨ましい。国民が2年に一度、大きなエネルギーを爆発させて選挙戦に立ち向かう。選挙が生きている。一方の日本はどうか。死んだ選挙だ。日本の選挙の賑やかさと言ったら、街宣車でぐるぐる回って連呼するか、先般の安倍暗殺のような選挙カーに乗っての街頭演説だ。音量や行動が規制され、聴衆も全く静かに聞いている。全く盛り上がらない日本の選挙。

さて米国、2年後の大統領選にトランプが共和党候補として出ても、大統領選では民主候補に勝てないと。トランプは身内の人間には圧倒的に熱狂的な支持を受けるが、過半数の国民からは支持されないと。だから民主陣営は、今回の中間選挙の敗北も冷静に見ている。

 

善悪は別にしても、これだけオープンで、賑やかな米国政治風土と比べ、日本の国会審議は如何に暗いか。論戦の内容は殆どオープンになっていない。開会直後の予算委の1日、二日は朝からライブで中継するが、それ以降の論戦は全く放映されない。NHKは教育以外にも衛星とか、幾つものチャンネルを持っているのだから、その一つ位は国会中継に割いたらどうか。今日も又国会の場では、寺田総務と杉田ミオ参事官がやり玉に上がっているようだが、国民の目耳には入らない。NHKの怠慢により、国民の政治離れを拡大させている。兎も角、国会論戦は、国民の目の届く所でやるべきだ。