ちゃおチャオブログ

日々の連続

四国霊場最後の巡礼(3)琴平のホテルにチェックイン。

空港から40分ほど、金刀比羅宮参道すぐ近くにあるホテルに到着。

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8階建てのかなり大きなホテルだが、今晩の宿泊は8組。

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館内もガラガラだ。

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1階ロビーも本来なら団体客で賑わっている筈だが・・

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部屋は12畳位の和室で、広々している。

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香川最初のホテルは琴平にした。ここは金毘羅宮の参道近くにあり、香川県西部地区に散在する四国霊場にも近い点があった。三豊市とか観音市に近く、又善通寺は隣町だ。ホテルは「琴平温泉湯元八千代館」という金比羅山参詣客用に造られた規模の大きな、団体客を何組も受け入れられるような8階建てのホテルだが、今はコロナ禍で客は少ない。玄関入り口に宿泊客の名前板が下げられているが、見るとそこには自分の名前も書いていあって、他に合計しても8組の宿泊しかないようだ。Go-Toキャンペーンが始まっても、金比羅参りにやってくる全国からの客はまだまだ少ない。「需要が蒸発した」、と各地の旅館ホテル業者が嘆いていたが、この大きなホテルで8組、10数人程度の宿泊客では、やって行くのも大変だろう。

空港からはナビのルート案内に従ってやってきた。30-40分、1時間もかからない距離にある。香川自体が小さい県なのだ。幸いにまだ夕刻が始まったばかりの時間帯で、道路状況も薄明かりが残っていて、不慣れな運転にもそれ程心配なくやって来られた。ナビでドンピシャ、ホテルの真ん前に到着し、チェックインする。部屋の窓からは正面に金刀比羅宮と参道が見え、この場所に2泊連泊するのは、今日か明日か明後日のいずれかの日にお宮参りをしたいと思ったからだ。今日はもう遅い時間だから無理だ。明日か明後日には時間を作って登ることにしよう。

夕食の時間にはまだ早いがどこかうどんを食べに行こう。最初にお風呂に入るとその後出かけるのがおっくうになる。先にどこかで食事してからゆっくり温泉につかろう。香川出身の総理大臣、大平正芳は地元香川に戻ってくると、まず最初に口にするのがうどんだった、と聞いている。流石にうどん県出身の総理。戦前戦後を通じ同県からの最初で最後の総理大臣だけあって、地元をこよなく愛ているのだ。さて、ホテルから1-2分先にある金刀比羅宮参道入り口までぶらぶら歩いて店を探すが、食堂らしい店は見当たらない。焼き鳥飲み屋が1-2軒開いているだけだ。立ち食いではないとしても、うどん店などは見当たらない。駅の方向に戻って歩いていくと、ホテルの直ぐ近くにスペイン料理店がある。やむを得ないか・・、琴平に来てスペイン料理とは!

 

布団に寝るのも休まれる。

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窓の外には象頭山金比羅の山が見える。

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宮も少し見えるが、宮に向かう参道も良く見える。

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明日か明後日、この参道を挑戦してみよう。

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象頭山。上は扁平に見えるが、遠方から見ると象の頭の見えるので、そんな名前が付いたとのことである。

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