ちゃおチャオブログ

日々の連続

四国霊場最後の巡礼(67)高松「栗林公園」。

坂出の瀬戸内公園から浜街道を走ってやってきたのは高松市内にある栗林公園

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今回は北門から園に入る。

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広大な庭園で、正面の紫雲山を借景としている。

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ハス池も冬枯れだ。

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紅葉はまだ尚見頃を迎えている。

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讃岐浜街道は高松と中西部臨界工業地帯の坂出、宇多津、観音寺等々の海岸沿いの諸都市を結ぶバイパスで、道幅も広く、信号も少なく、渋滞はなく、今回の巡礼ドライブでは何回となく利用した。坂出郊外でお昼を食べて、この浜街道を走って高松に向かう。坂出と高松を区切る五色台半島の根の部分が少し盛り上がり、丘陵地のようになっていて、そこを左に入って行けば、一昨日参詣した白峯寺根香寺方向、右に進むと国分寺方向と、つい2‐3日前に走った道路だが、何か懐かしく感じる。

高松の主な観光場所は栗林公園屋島。大きな道路案内がこの二つの地名を大書している。あちこちの交差点に案内が出ているので、迷うことは無い。屋島は郊外にあって、市中からは離れているが、栗林公園は市のど真ん中。公園の周りには幾つか民間駐車場もあって、車を止める場所には困らない。北門の傍の駐車場に車を止めて、園内を散策する。以前来た時は正面の南門から入ったので、少し勝手は違うが、見覚えのある公園だ。過去2回来ているが、2回とも南門。2回目はちょっと入り口付近だけを見て、直ぐに出てしまった。今回も同じようになるかも知れない。

日本三名園は水戸の偕楽園、金沢の兼六園、岡山の後楽園を指すが、この栗林はそれに準ずる大名庭園か・・。同じような大名庭園で熊本の水前寺、広島の縮景園、福岡の大濠公園、東京の後楽園、等々、これ等も一緒に入れてやって、七大名園、八大名園として登録させてやっても良いと思うのだが・・。そうすれば、外国からやってくるInboundのお客さんにも良いPRにはなるに違いない。中国人は宣伝上手で、あちこちに、○○時代の名園、XX朝の名庭園、と各地で宣伝合戦しているが、日本の場合は権威主義で、名園なども限定的にしか認定していない。質より量。どちらが優れた宣伝効果になるかは自分には分からないが、ここ栗林公園がランキングされていないのは残念だ。観光庁も、出來得ればここと熊本の2カ所をプラスし、日本5名園と銘打って売り出したらどうだろうか・・。

 

南国四国らしい紅葉だ。

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市の中心部にあって、新宿御苑のように、園の外のビルが迫ってきている。

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大正時代に造られた栗林荘。

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紫雲山は高さ200m程の小山。この公園の奥の方に登山道もある。

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