ちゃおチャオブログ

日々の連続

石垣再訪(31)バンナ公園へ。

今日の午後、最後の時間は石垣市の北にあるバンナ公園に向かった。

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県立公園だけあって、広大で、綺麗に整備されている。ああ、これは火炎樹か。

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うーん、山頂までにはまだ2キロ以上もある・・。

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200数十mの小山だが、裾野は意外と広い。

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バンナ公園がいつ出来たのかは知らないが、少なくとも前回自分がやってきた12年前にはこのような公園は無かったかと思う。或いはあったとしても、2泊3日の忙しい旅で、気が付かなかったのかも知れない。お昼をジャンボステーキ店でたっぷり食べ、貝殻店で孫への土産も買った。この後どうするか・・、夕食までにはまだかなり時間もある。Inaさんはこれからホテルに戻って一休みするという。自分はまだ行ったことのないバンナ公園に行くことにした。公園は知らないが、バンナ岳は以前から知っていた。左程高い山ではないが、平地の中に忽然と立っていて、そこからの見晴らしは良いだろう。12年前、市内のホテルから自転車で於茂登岳まで行き、その往復にこの山の裾を通ったが、その時も、機会があればこの山に登ってみたいとは思っていた。計らずも今日それが実現できるかも知れない。今日のこのチャンスは無駄にしたくない。

 

バスセンターへ行くと、バンナ方面に向かうバスがこれから間も無く出るという。丁度良かった。昨日島の最北伊原間へ行った時に乗ったコースを進む。但し、午後のこのバスは途中の川平で終点だ。バスは例のごとく数人の乗客を乗せ進行。市内の幾つかの停留所で大半が下車し、市街を出て残っているのは僅かに2-3人。バンナの丘陵が段々近づいてきて、下車する。既に3時を過ぎてはいるが、大した丘ではない。1時間もあれば、十分回れるだろう。午後の公園、園内に見える人の姿は、ほんの数人。大きな公園で、皆遠くに見える。ここは沖縄県立公園で、日本で一番南にある森林公園だ。

 

殆ど無人に近い公園を山頂に向かって登り始める。県立公園だけあって随分と綺麗に整備されている。山頂のバンナ岳を抜けて、反対側まで通り抜けできる自動車道が出来ていて、ここはハイカーが来る山と言うか、車でやってくるお客さん用に造られた公園かもしれない。数カ所に分かれた駐車場は広大で、その広い駐車場には何台かの車も止っている。車でここまでやってきて、近くの森林をウオーキングしているのかも知れない。大した勾配の坂道ではないが、足が萎えていて、数百m登るのにもしんどい。麓の公園から数百m登った辺りで漸く山頂のレストハウスが見えてきた。そこまでまだ3キロもある。・・兎も角、どこまで登れるか、登れる所まで登ってみよう。少しは見晴らしも良くなるだろう。

 

山頂までは綺麗な気動車道が続いている。漸く山頂の見晴らし台が見えてきた。

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森はかなり深い。迷い込んだら大変だ。

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休み休み登り詰め、漸く眼下が見える場所に出た。

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ああ、ブサキビーチの辺りだ。・・この辺で山頂は諦めよう。

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