ちゃおチャオブログ

日々の連続

富士吉田五重塔と富士山(1)富士吉田新倉山へ。

八王子駅前の三井の超高層マンションがホームの目の前に建っている。

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大月駅で富士急電車に乗り換える。後ろに岩殿山が見えている。

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乗り換えがスムーズになるように、丁度富士急電車も入線してきた。

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5月最後の土曜日、富士吉田にある五重塔を見に行く。ここは前々からその名前は知っていて、特にタイ人には人気で、タイのテレビ番組などでもしばしば取り上げられていることは聞いていた。ただ名前を知るだけで、今まで行ったことはなかった。ここ暫くのコロナ規制で、いつも行っている八王子城址にしても長沼にしても、麓の駐車場が閉鎖されていて行くこともできず、Inaさんの提案で、今日行くことにした。前日八王子に住む大さんを誘ったのだが、急すぎて予定が詰まっていて、二人で出かけることにした。

中央快速、中央特快は大半が高尾止まりの折り返しで、1時間に1本位の割合で、大月まで行く電車がある。富士吉田へ行くのには大月で富士急電車に乗り換える必要がある。そこで八王子駅で大月行の快速に乗り換えることにした。大さんが一緒に行くなら、待ち合わせの駅になる所だ。ホームの正面には黒々としたビルが建っている。いつもは、八王子城址の山頂からこの高層ビルを見ているが、これは30数階建ての三井の複合ビルで、上層階はマンションになっている。駅直結で通勤には便利であるが、普通のサラリーマンには到底手が出せる価格ではない。

八王子からは20分ほどで大月だ。以前この駅のすぐ目の前にある岩殿山にInaさんと登ったが、時は経つのは早い。もう3年も前になるか・・。当初はこの山にもう一度登ろうか、との話もあったが、自分の足に自身が持てず、ここよりは少し楽な富士吉田の五重塔へ行くことにした。4両電車の富士急はJR中央線との接続が便利なように、JR中央特快が大月駅に着くと殆ど同時に富士急ホームに入線してきた。乗り換えは本当にスムーズだ。

この電車に以前乗ったのはいつだったか、定かな記憶はない。以前何かの機会に乗ったことはあるのだが、いつ、どこへ行った時かの記憶は全くない。ただ途中の都留駅に停車すると、この駅の近くには都留大学があり、その大学へ行く手前に、甲府地裁都留支部があって、木造2階建ての如何にも田舎風の役所だったことを思い出した。それも行ったのは裁判所ではなく、地検支部だった。都留駅を見て、都留大学を連想し、その続きで裁判所、地検支部が急に記憶の中に蘇った。

沿線の田園風景を眺めながら、遠い昔の思い出を辿っていると、Inaさんから次が下車駅だと言われ、降りた駅は下吉田。目指す五重塔富士吉田駅ではなく、その一つ手前の下吉田駅だ。タイ人の利用客が多いのか、駅の標札には日本語、英語に加え、タイ語でも書いていある。タイ語表音文字だから、「シモヨシダ」をそのままタイ文字で表記されている。この駅で降りた客はほんの4-5人。地元の人らしく五重塔へ向かう人は我々二人だけ。コロナ禍だから、観光気分に浸る人もいないのだろう。駅を出て、神社のある山麓に向かった。五重塔はこの駅の裏側にある新倉山の麓に鎮座している。

 

富士五湖の観光地に向かう賑やかでカラフルな車両だ。タイ人の好きな劇画、「NARUTO」のデザインだ。

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途中、都留駅を通り過ぎ、下車駅の「下吉田」に到着。タイ人の客が多いのか、「サターニー・シモヨシダ」とタイ語でも表記されている。目指すは五重塔、「忠霊塔PAGODA」だ。

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駅前広場からは、正面に富士山が見える。

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