ちゃおチャオブログ

日々の連続

4.6(水・晴れ)ゼレンスキー国連演説、 慟哭 、事務総長の慟哭、東郷元大使の慟哭。 人々の慟哭 。冴えない毎日。

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日本時間の昨夜行われた国連安保理特別理事会にゼレンスキー大統領がリモート演説を行う。安保理15か国代表のロシア以外の代表は皆神妙に映像に見入っている。明らかな住民殺害であり、戦争犯罪だ。ロシア代表だけは首を横に振って、この映像はウクライナのフェイクで、作られた映像だと言い張る。この期に及んでも嘘を付き通し、それは最後まで変わらない。少なくとも、プーチンが首つりにされるか、クレムリンから追放される時までは。

ゼレンスキーが訴えたのは、国連が機能していない、改革が必要だ、と、先日日本の国会で演説したことと同様だ。第3位の国連分担金負担国の日本は、今度こそ、本腰をいれて改革を求めなければならない。ウクライナに背中を押されてやるようじゃ、情けない。

ゼレンスキーの強い言葉は、今回のロシア侵略は、第2次世界大戦以降、最大の戦争犯罪で、人権侵害で、100の人種からなるウクライナ人の抹殺、ジェノサイドを目的としていると。

国連事務総長、元ポルトガル外務大臣で、温厚な人物だが、言葉を失くし、二つの事しか言えなかった。侵略の即時停止、市民を標的にするのは戦争犯罪だと。国連が無力なのは彼自身が一番よく知っていて、何もできない無念さを心に秘めて、殆ど慟哭のような短いスピーチだった。

昨日の夜は又モスクワ駐在大使の東郷氏がBS8に出演。彼は終戦時に外務大臣を務めた東郷大臣の孫で、父は駐米大使だ。父とは違って彼はロシア派で、それだけにロシアには強い思い入れがあるのだが、今回のプーチン人非人の悪行には強い憤りを持ち、キーウ郊外の住民虐殺について、事務総長同様に言葉を絞って慟哭していた。彼の場合、先祖が半島から陶工として連れてこられた過去もあり、今のウクライナ難民問題には、自身の血筋と二重写しに見えたのかも知れない。

プーチンは絶対に地獄へ行く! 地獄に行かなければ、世界が収まらない。

 

先週模様替えした東証、連日冴えない動きだ。今日などは500円を越える下げを見たが、少し戻して437円安、27,350円で終了。ずるずる行って、27,000円を割り込むかも知れない。ドイツは更に酷く、連日最低を記録している。先週再開されたロシアの市場、何故かRTIは1000ポイントを回復し、バカみたいに元気だが、いずれデフォルトは近い。国家の破綻はもう直ぐだ。バカみたいに浮かれるが良い。最後のあがきだ。

 

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