ちゃおチャオブログ

日々の連続

4.10(日・晴れ)図書館本館、街道を往く。

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もう今から30-40年程前、司馬遼太郎の「街道を往く」を色々と読んでいた。旅行好きで、この本の中に書かれている地方の情景を想像しながら読むのが楽しかった。合計30以上の街道があって、それぞれ興味深い内容で、後年、その記述内容を思い出して旅行した土地もある。去年の2月、4月と2回に渡って石垣島を訪問したが、その本の中で書かれていた通事、江戸時代の唐語の通訳官だが、現在もその家柄を守ってこの島で生きていることを知って、今から20年ほど前に最初にこの島を訪ね、その時会った通事のトニーさんと再会したが、80過ぎた現在も元気に沖縄ソバ店をやっていて、再会を楽しんだ。

今回、壱岐対馬へ旅行するに際し、大さんに話したら、大さん曰く、それは事前に知識があった方が良い、可能なら読んで行くべきだ、とのアドバイスもあり、ここ数年、本らしい本を読むことも無く、のん弁たらりと生活していたが、今日は一念発起、図書館本館へ「壱岐対馬の道」を借りてくる。早速読み始めたが、司馬は矢張りうまい作家だ。読んでいて飽きない。時間も忘れてしまう。今週金曜日まで後4日間、努力して読んでみよう。

併せて今日は、「長崎県の歴史散歩」、「島旅・壱岐」、水上勉「無縁の花」の合計4冊を借りてくる。図書館へ行き、本を借りて来るのは、本当に久しぶりのことだ。人間、物事億劫になったらだめだ。老化を早めるだけである。脳細胞を活性化させ、脳軟化症、痴呆症にならないように、自己努力しなければならない。大さんのアドバイスを有難く頂戴しておこう。

 

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