ちゃおチャオブログ

日々の連続

函館の三日間(49)函館駅に別れを告げて。

函館駅前は、北の玄関口として、花壇なども綺麗に整備されている。

 

駅前のこの樹木も、30年後には立派な大木に成長してるだろう。右手が駅だ。

 

駅前の花壇は色とりどりの花で賑やかだ。

 

函館駅、駅の改築前の函館本線起点軸だ。

 

 

空港行バスの時間も段々近づいてきた。そろそろバス停に向かおう。それにしても人が少ない。土曜日の午前中ということもあるかも知れないが、幾つかの市内循環バスがやってきて、駅前ターミナルに停車し、出発の時間待ちをしているが、乗車する人は余り見られない。空港行バス停の前にも待ち人ゼロだ。まだ少し時間もあり、再度函館駅を見て、バス停に向かう。

 

函館本線はここを始発駅として札幌まで繋がっているが、昨日駅員に聞いたら、特急で4時間ほどかかるとのこと。1-2時間に1本程度出ているとのことだが、それにしても長い。東海道本線で言えば、東京から名古屋辺り位の距離だ。今現在北斗駅から札幌までの新幹線延伸工事が進められていて、数年内には開通する見込みだが、それにしても新幹線東京ー名古屋が約2時間を思えば、ここ北の太地でも同じくらいの時間はかかるだろう。昨日来、JR北海道の維持の大変さ、冬場の困難さ等を思ってきたが、仮に新幹線が札幌ー旭川と伸びて行ったとしても、それ程経営が改善するとも思えない。

 

第三セクター道南いさりび鉄道。ここから半島の海外線に沿って木古内まで約1時間。夜のイカ釣り漁のいさり火からこの線路の名前が付けられているのだが、風光明媚な海岸線が続くとの観光案内である。江戸時代北海道にあった唯一の藩松前は、この終点の木古内から更にバスに乗り換えて行くのだが、今回はその時間はなかった。この松前から更にその先にはニシン漁で有名だった江差があり、民謡江差追分は今なお人々に口ずさまれている。全て次回だ。次に又ここ函館に来ることがあれば、今度はこの渡島半島南端部の海外線を回ってみよう。いずれにしてもその機会があればのことだが・・。さあ時間だ。空港へ行こう。

 

道南いさりび鉄道はここから木古内まで結ばれている。松前は更にその先だ。漁火、函館らしい良い名前だ。

 

渡島半島案内図。次回再訪することがあれば、今度はこの海岸線を旅したい。

 

函館市街図。箱館山がぽっこり青くなっている。さあ、そろそろバスの時間だ。箱館ともオサラバだ。