ちゃおチャオブログ

日々の連続

5.19(木・晴れ)NY→東京→欧州、酷い下げ。阿武町詐欺男逮捕。

 

 

今朝のMY,ダウは1000ドル以上、ナスダックは5%を超える下げで帰って来て、東証朝からメタメタ。一時は700円以上の下げで、25,000円を辛うじてキープ。ウクライナ問題をそっちのけに、米国インフレ警戒が頭をもたげ、この先の経済悪化を見越して、市場は売り一色になった。底がまだ見えない状況。赤字幅が日々増大する。又地獄の苦しみがやってくる。だが、ウクライナ人、ウクライナ兵のように、命を賭しての苦しみではないので、軽いものだ。

NYから始まった大幅下げは東京に及び、今現在欧州は東京以上に下げている。NY先物は、昨日あれだけ下げたのに、まだ下げ切らないのか、再び大きく下げている。くわばら、くわばらと唱えるしか対応できない。

 

阿武町の24歳公金詐欺男が逮捕された。逮捕の前に弁護士から預金通帳の取引明細がマスコミに公開されたが、この事件が明らかになってからの10数日の間に、本人曰く、海外のネットカジノにお金を全部擦ってしまった、と称して、数十回に渡って預金残高が移動され、残された残高は10万未満。町役場は返還請求の訴訟をしたが、これでは全く回収できない。本人は、「悪いことをしたのは自覚している。お金はこれから働いて返済する、」とうそぶいてはいるが、元々住民税非課税の男、収入があると言っても月に10数万円の収入だ。4600万円を返済するには毎月10万返済すえるとしても40年もかかる。金利を加算したら、金利だけでも毎月10万になる。それこそ、カジノで巨万の利益を得ないと返せない金額だが、元々4600万も僅かな期間で損した男、カジノで勝つなどは夢の又夢。いずれにしてもその場しのぎの噓パチ。元々返す積りなどないのだ。

今日の逮捕で名前が明らかになったが、田口翔。この男の名前が463人の支給者のトップに記載されていたというのだが、どうもおかしい。支給者一覧表なら、通常はアイウエオ順の記載と思うが、このタ行の田口が、どうしてトップに記載されていたのか・・。町役場の職員が誰がどんな経緯で、こうした誤送金が行われたのか、それこそ役所仕事で、何人かの上司の判子も押されたと思うが、その誰もこのおかしさには気が付かなかったのか・・。彼はよそ者で、この町には1年弱前に転入してきたという。もしも誤振り込みが元々この町に住んでいた住民なら、こんな横領などは起きなかったに違いない。通常考えられない幾つもの偶然が重なった事件であり、相棒の杉下右京なら、見事に解き明かすだろう。

いずれにしても町はこの先の回収費用、弁護士費用に更に数百万円の出費が嵩むが、費用倒れで、回収できる額など殆ど無いだろう。もう完全に嵌められている、としか言いようがない醜悪な事件だ。