バイデンか、米国高官がロシア軍は16日にもウクライナに侵攻すると警告を鳴らし、米国大使館機能もポーランド寄りの国境の町に移し、日本の岸田総理までも、ウクライナ大統領に電話し、在留邦人160人程の保護を訴え、一触即発の気配が濃厚だった。
米国株は連日の下げで、既に1000ドルを超えているが、東京も同様に、昨日今日と大きく下げている。3月の米国FRB利上げ問題と絡んで市場の動揺は激しい。
今日、夕方までの段階で、NY先物市場は大きく下げていたが、夕刻、ロシア軍が一部国境付近から撤退したニュースが伝わると、先物はマイナスから大きくプラスに跳ね上がり、欧州各国の市場も2%近くの上げを見ている。このままウクライナ問題が収束に向かえば、各市場には好影響を与え、今までのマイナスは取り戻せる。曲者ロシア、一時的な芝居なのか、本当に軍を引き上げる予定なのか、まだまだ安心はできないが、一触即発の緊張状態から、一時的にせよ、緊張が緩和されたことは喜ばしい。プーチンがエルドアンみたいなバカげたことを仕出かさないことを願う次第だ。