ちゃおチャオブログ

日々の連続

5.18(水・晴れ)久しぶりの野川。生きよ、生きる。

 

 

昨日までグズグズした天気で、寒かったりして、野川に行くのがおっくうになっていた。今日は久しぶりに晴れて、数日ぶりに野川に出る。植物園に入ったのはもう2週間も前か・・。アヤメが沼地のあちこちに咲いていた。九リンソウも今が満開だ。ガマズミの白い花。サワフタギかも知れない。臭木はまだだ。これからだ。好天にも拘わらず、殆ど人のいない園。コロナも大分収まって、在宅勤務が無くなったのか・・。

 

マウリポリ製鉄所の守備兵、アゾフ大隊が昨日白旗を上げて、ロシアに投降する。地下壕の中で多くの負傷兵が十分な治療も受けられず、痛みをこらえ、命を失っていく。ウクライナ大統領、「アゾフ隊は十分戦った。目的は達成された。命を救うのが先決だ」との発言に勇気づけられた大隊長、ロシアの軍門に下ったのだ。この先ロシアの厳しい尋問に処刑されたり、命を失うかも知れない。が、今日の処は命を永らえた。命さえあれば、又どういう巡り合わせ、チャンスが巡ってくるかも知れない。命あっての元だね。ゼウスキー大統領も大隊長も正しい判断だった。昨日現在、少なくとも200名を超える負傷兵が救出された。栄誉ある負傷兵。ウクライナ国民の英雄だ。

 

人命は最も大事だ。その人命を全くないがしろにして、殺戮を繰り返すプーチン、金は人類の敵だ。早晩地獄へ追い払われる。

ウクライナの戦場で一滴の地、一縷の望みに希望を託し、命永らえている人々がいるこの地球の裏側で、日本人の命が如何に軽く扱われている。自殺は犯罪だ。自分で自分を殺す、殺人事件。自殺者にその認識がない日本人の命に対する尊敬の無さ、軽視。50年前、ダッカの人質事件で救出に向かった運輸大臣が「人の命は地球よりも重い」と言って、ダッカに飛び立ったが、今の日本人はその重さを忘れている。多分、ほんの些細な理由で自ら命を絶っている。それが犯罪だと理解できずにだ。どうでも良いような問題に悩み、病気に逃げ込み、同情を買い、病人として命を絶つ。ウクライナで人々がどれ程苦しみ、生きようともがいていることなど、遠い世界の出来事として目には映らず、自己を最も大事にし、自己中心になり、自殺する。自殺が贅沢病の一つということが理解できていない。今自殺することがウクライナの人々に申し訳ない、などこれっぽちも思わない。

再度言う、自殺は犯罪であり、自分の対する殺人だ。生きよ、マウリポリの地下壕で2か月以上も生き延びる為に呻吟していた生への執着を思え。命を弄んではならない。幾ら金持ちでも、命を贅沢に費消してはならない。この世に生まれ、命は唯一無二を思え。直ぐ傍にウクライナマウリポリの塹壕負傷兵がいる。