ちゃおチャオブログ

日々の連続

6.30(木・晴れ)トリプル安で半期終了。

 

 

酷暑の続く毎日、市場の方も連日の下げ。今朝のNYは上げで帰って来たにも拘わらず、今日の東証、洟から下げ基調。後場に下げ足を速める。一時は500円近くも下げたが、最後は411円安の26,393円。年初来安値を更新。全くの弱気相場入りだ。

円安も進み、一時は270円まで付ける。

今日が今年半期の最終日。今年最初の取引から2500円も下げ、為替は115円から12円以上、1割以上も下落する。国債も日本以外は上がっているが、日本のみ据え置き。円安、株安、債券安のトリプル安だ。30年前、日本のバブル華やかな頃、株高、円高、債券高のトリプル高で、世界をリードし、東京の地価合計で、米国の半分の地面を買える、と言われた程、羽振りが良かったが、バブル潰しで、全くの牙を抜かれ、以後30年間、世界の中で日本だけが低迷する処か、低落している。その象徴が今日のトリプル安。

今まで政府は何をやっていたのか。能無し黒田に金融を任せ、もう身動きできない程に国債を刷りまくり、借金を雪だるまにし、自縄自縛で、これからの国家予算の半分以上が借金の返済に充てられる。岸田は明日マドリードから帰って来るが、どこでどうひっくり返ったのか、今後の対ロシア対策費で、8.8兆円を負担する、との公約。バイデンが総額80兆円の資金援助をすると言った手前、NO2大国の日本が1割を負担しなければ、顔が立たないとでも思ったのか。本来岸田は、無い袖はこれ以上振れない、と、国際社会に表明すべきだが、国民を犠牲にしての、何の協力か。このトンチンカンをマスコミもテレビ、新聞、今参院選中の候補者も誰も何も言わない。この先の国家予算がどうなるかは、国民に取って、最も切実な問題である筈だが、皆、避けて、批判どころか、話題にすらしない。

バイデンの80兆円や、それ以前の多額な援助は、皆米国の産官学複合体での出費で、それは即ち、ゆくゆくは米国に還流されるものだ。欧州も同じようなものだろう。一人日本だけが実身の持ち出し。身を切る出費だ。インドみたいに上手く立ち回れ、とは言わない。しかし、少しはインドを見習って、日本の損失を最小に留めるべきではないのか。

先日の国連総会。日本が非常任理事国に選出された時、日本代表団席の5-6人が総立ちして、「バンザイ」を叫んでいる。情けない国連大使だ。もう4年もやっているが、こんな未熟な男が、日本の代表とは、恥入るだけだ。