ちゃおチャオブログ

日々の連続

7.11(月・晴れ)参院選が終わって、代議士稼業再開!

 

 

昨日行われた参院選投開票。未明までに125人の新旧代議士先生が確定した。自民伸長、立憲退潮、維新躍進の結果となった。ここ近年、日本全体が保守的傾向に流れて行く必然の結果だったか。それにしてもしぶといのは社民の福島瑞穂で、とっくに無くなってもよさそうな政党だが、まだ胡散霧消もせずに生き残っている。骨董品と言うか、過去の亡霊のような瑞穂の鬼気迫る迫力。急死に一生の結果だった。絶滅危惧種の象徴なのは、もう100歳にもなる元総理の村山富市を大分から引っ張り出して、応援演説に駆り出していることで、これは老人虐待に当たらないのか?

 

色々な候補が出て、落ちたり、受かったり。五体不満足の不倫男、乙武が東京から出て、落選したのは良かったが、それでも30万を越える票を集めた。こんな男でも、誰が入れたのか、人気はあるのだ。参院ではないが、国民民主の不倫女、山尾志桜里は、イケメン弁護士と不倫を重ね、双方の家庭を破滅させ、相手辯護士の妻を自殺にまで追い込んだが、そのフシダラ女がそもそも国会の場にいること自体が、日本政治の堕落だったが、その女が先の衆院選への不出馬で、心の怒りは収まった。

 

前々から言われている地盤、血盤、金盤、3盤揃っての代議士稼業、親子3代4代が年々進み、寡占化が進む。お殿様になって家系を守り、外部からの侵入を皆で守り助け合い、300諸国のお殿様。その分け前に預かろうと、外からの挑戦も激しい。

今回の参院選でも、多選批判をして埼玉県知事になった上田清司が、4選まで知事をして、これ以上はもう出られないと思ったのか、今度は参院に鞍替えし、今回再選。県知事以前は衆院議員。衆院代議士から知事になり、今度は又参院の代議士先生。余程か先生と呼ばれたいらしい。いや待てよ、それだけ先生の椅子が美味しいのか・・。

 

作家の先生が代議士先生になる例は過去数多ある。同じ先生でも代議士先生の方が格が上だと思っているのだろう。有名なのは今年の2月に大往生した石原慎太郎で、作家から衆院議員になり、その後都知事に鞍替え、80過ぎて都知事を辞めて又衆院議員に舞い戻った。上田清司にしても慎太郎にしても、余程か政治が好きなのか、先生と呼ばれたいのか・・。

その石原都知事時代、慎太郎に引っ張られて作家から副知事に就任した猪瀬直樹、慎太郎辞任後の都知事に就任したが、直後のブリーフケースの5000万円裏金問題で都知事を辞職。その後、鳴かず飛ばずで10年過ごしたが、何を思ったのか、国会維新から出馬、4万票を集め、堂々の当選。再び又先生と呼ばれるようになった。

 

作家先生で有名なのは、永らく長野県知事をやっていた田中康夫で、作家家業をそっちのけで、政治活動に邁進。3選目の知事選で落選、失職したが、直後に参院比例で当選、その後衆院に鞍替えし、10年前の衆院選で落選。浪人の身で先生と呼ばれないのが不満なのか、前回総選挙で維新から出馬したが落選、更に去年の横浜市長選でもマタマタ落選。ただ今浪人真っ最中だが、今回の参院選では、どこからもお呼びがかからなかった。

 

これ等の作家先生、代議士業が代議士稼業になって、板についている。猪瀬大先生も又、先生と呼ばれるようになって大満足でしょう。