昨日は老人の日、来週月曜日は敬老の日で祝日。老人の日と敬老の日の違いは自分には分からないが、いずれにしても老人の日は休みにはなっていない。山の日と海の日をそれぞれ休日にしているように、どこの省庁が所管してるのかは知らないが、厚労省、文科省、辺りの役所間の勢力争いがあって、それぞれの省庁は１日でも多く旗日を取りたいのだろう。セクショナリズムの見本のような日本だ。
いずれにしても明日からの３日間は３連休。来週は又、金曜日が秋分の休日で、来週の仕事日は火水木の僅かに３日しかない。これだけ飛び飛びの休みが多いと、会社でも事業所でも仕事が捗らないだろう。夏休み１か月続けて取得するとか、クリスマス休暇は１か月、等々の長期の休暇取得が制度化すれば、こうした飛び飛び休暇も無くせるだろう。日本の役所も企業もこんな状態だから、世界の情勢からドンドン遅れて行って、今ではOECD,先進２４か国中、最下位。このまま行ったら、先進国家群から中心国家群に格下げされる。メキシコやタイ、エジプト並みになる。今でも既に個人所得は韓国、台湾の下になっているし、今度熊本に進出する台湾ホンハイは、従業員給与が日本のソニーやデンソーよりも高額と言われているので、日本の給与体系の岩盤破壊者になるかも知れない。
２週連続で３連休が続く日本、大いに遊んでくれれば日本経済の活性化にもなるのだが、所得が年々減少して日本人は、コロナが終わっても巣篭り状態から抜け出せず、以前のデフレスパイラルから今度はインフレスパイラルになって、いよいよスタグフレーションの様相、不況のドツボに嵌りつつある。
政府が旗を振っても、信用の無い政府の言うことは聞いてくれない。政府ではなく、ホンハイのような外資がドンドン入って来て、岩盤破壊をしてくれないと、このドツボから抜け出せない。連続３連休で、東証は今日も又３００円の下げ。つい３日前、２８５００円を回復し喜んだのも束の間、この３日間で又１０００円以上下げ２７，５００円台に沈没。息苦しい。
