いつから出来たのか今日は敬老の日。戦前の今日は何の日だったのか、それとも厚労省が当てずっぽうに今日にしたのか・・。日本は飛び飛びの休みが多すぎる。細切れ大国の日本。７月に海の日があったかと思えば、今年から山の日が８月にできた。休日増やしも役所の縄張り争いの道具になってしまったか・・。二日経つともう又彼岸の休みだ。ちょびちょびの休みを１本か２本にまとめ、２週間とか１か月の長期の休みにすれば、仕事の効率にも役立つし、リフレッシュになると思うのだが・・。
敬老の日にちなみ、東京都の６５歳以上の人口は約３００万人。全体に占める割合は約２３％。赤ん坊から小学生を入れて、今や東京は４人に１人が６５歳以上の高齢者だ。
全国は東京よりも更にひどく、約３４６０万人。比率は２７％以上だ。この先、どんどん高齢化が進み、８年後には全体の３割を超え、更に進んで４割を超えるのもそれ程遠くないだろう。
そんな中で、先日辞任した富山市議会議長、議員年金が廃止され、老後が心配だから、政務費の詐欺請求をした、と認める。同市議会では同様の議員が何人もいて、既に６人が辞任している。
老後問題が心配だ。年金が少なく、高齢者の約半数が生活保護に頼らなければ生きていけない時代になるという。
先週、天皇皇后両陛下を招いての海の生き物記念行事が酒田が行われ、今日、その映像が流される。先月は長野で植樹祭が行われ、両陛下が長野の木、しなの木を植樹したが、このお二人の映像を見ていると、本当に日本人の象徴、心の中心、ということが多くの人に納得されるだろう。
昭和天皇が欧州訪問の折、給油で立ち寄ったアンカレッジまでニクソンがワシントンからお迎えに参上した故事も思い出される。日本人は、こうした天皇を中心に置いて、国内の諍いもなく、世界の中でも実に幸せな国民だ。
４年に一度のオリパ五輪。今日で幕を閉じる。４年前ロンドンで行われ、この次の４年後は東京だ。自分ももしも生きていれば７４になる。更にその４年先、７８は、どうなっているか分からない。
アテネ、北京、ロンドン、リオ、東京、４年ごとの年輪は、確実に歳を重ねている。
それにしても中国の躍進！今回日本は初めての金メダルゼロに終わったが、中国は何と１０７個の金！合計で２３９個のメダルを取っている。英国６４、ウクライナ４１、米国４０、韓国は幾つの金を取ったか知らないが、複数取っているだろう。
パラだから金が無くても恥ずかしい訳ではないが、中国の圧倒的強さには度肝を抜かれる。
株式の世界でも、アジア市場で一番時価の大きな会社は香港のテンセントで、トヨタを抜いている。フォーブスの世界の金持ちでも中国人の方が日本人を遥かに圧倒している。昨日は又星野リゾートのトマムが中国企業に３００億円で買収された。
これからの日本は中国の資本を頼らざるを得ない状況になって行くのか・・。
