ちゃおチャオブログ

日々の連続

西国観音霊場巡り(29)寺町通り上島珈琲店で昼食後、本能寺へ。

寺町通りのアーケードに入って直ぐ左に銀座でも有名な鳩居堂の店舗があった。文具を扱う高級店だ。

 

本能寺の手前に上島珈琲店があり、そこで昼飯とする。

 

奥に細長い店で、その途中に中庭、坪庭があり、庭の見える場所で昼食とした。

 

 

寺町通りのアーケード街に入った直ぐの左手に大きな店がある。中にちらほら買い物客も見える。看板を見ると「鳩居堂」と出ている。銀座の「鳩居堂」は知っているし、今でもそうだと思うが、日本一地価の高い場所として、銀座4丁目のこの「鳩居堂」前の土地が毎年ニュースに上がっていた。その鳩居堂が京都にもあるのか・・。いや待てよ、こちらの京都が実際は本店で、銀座店は後から進出した支店なのかも知れない。確かに店内も広く、高級感が漂っている。

少し中に入ってみたが、筆や墨、硯など、学生が気安く手に取るような文具店の文房具とは違って、外から見ても中に入って見ても高級だ。数人店内で買い物をしているご夫人がいたが、所作も服装も上品そうだ。中には着物姿のご婦人も見える。ははあ・・、これが京都風なのか。東京では余り見られない奥ゆかしさが店全体に感じられる。自分にはお土産として誰かに買っていく相手もおらず、勿論自分の庶民レベルとは掛け離れた場所だ。そそくさと店を出る。

ゆっくり歩いてきたせいか、もう昼近くになっている。朝ホテルで朝食を沢山食べたのでお腹が空いているという程でもないが、食べられる場所で食べておいた方が良い。アーケードの前後を見渡すが、レストランやソバ屋等の食堂は見えない。少し先に本能寺の山門が見えるが、その手前に上島珈琲の喫茶店が見える。コーヒー以外にもランチを出しているようで、何人かが入って行く。表のメニューを見るとコーヒーセットのサンドイッチが出ている。殆どこの単品のようで、店内に入って行くお客さんもこのメニューを選び、入り口で会計している。自分もそれにした。

京都の商屋は一般的にウナギの寝床の様に、入り口が狭く、奥に細長い作りをしている。この上島珈琲店、東京ではUCCの名前で通っているが、入り口は2間あるかないかの窮屈さだが、その3-4m幅の店内はずっと奥の方まで、凡そ50m程も続いていて、その先に中庭、坪庭のようなものがあって、店は更に奥まで続いていて、ドンずまりには少し広めの小部屋になっていた。どことなく隠れ家を思わせるような造りで、自分はその坪庭の見える場所に席を取って、ランチオンとした。少し紅葉のかかった庭木を眺めての昼食タイム。少し優雅な気分にもなった。

 

朝沢山食べたので、昼はこの程度で十分だ。

 

上島珈琲店の直ぐ横に本能寺がある。

 

さて、これから本能寺の参拝に行こう。