ちゃおチャオブログ

日々の連続

1.13(金・晴れ)デタラメで横暴な中国。



 

困った国だ。小国なら好き勝手なことをしても影響も少なく、多少は許されるが、中国のような大国が傍若無人で出鱈目な行動を取っていたら、周辺に対する影響も大きく、多大な迷惑を被る。

ついこの間まで厳しい行動制限を取っていたコロナ対策、各地で沸き起こった政府批判の白紙運動に肝を冷やし、即座に行動制限を全て取っ払い、完全なノーコントロールにした。その結果、各州で爆発的な感染者が出て、1日に数百万人、数千万人単位で病人が出ている。こんな状態でも再び制限するでもなく、全くの野放しで、何億人感染者が出ようが、何千万人死者がでようが、一向にお構いなし。政治混乱の極みだ。もう既に数億人が感染したので、集団免疫が出来ているさえうそぶいている。

 

こうした旅行者が日本に押し寄せてきて、空港検査では約1割に陽性者が出てきて、隔離されている。たまったものではない日本政府は入国前のコロナ検査を義務つけ、陽性者は入国させない処置を取ったが、中国は何が気に入らないのか、日本に対し不当要求だとして、日本人のビザ発行を停止した。困ったのは業務やビジネスで中国へ行こうとした人が全く入国できない状態になっている。観光客がストップされるのなら、解除を待てば良いだけの事だが、現地日本企業は駐在人等が入れないので、会社が上がったりになっている。この措置は日本と韓国だけに向けられたものであり、日本と同じように入国検査を求めている欧米各国には対抗処置は取っていない。日本と韓国のみを対象に意地悪三昧。一国の行政だから、日本としても訴えるべき国際機関がない。出来ることと言ったら、中国の横暴さを国際世論に訴えること位だ。

 

日中の国力差が開いて来ればこうした横暴、横やりはどんどん激しくなるだろう。ごり押しすることが大国の特権とも思っている国だ。台湾には今の処米国の後ろ盾がついているが、その力が弱まれば、台湾に対する圧迫はいよいよ強くなるだろう。

人口が多いだけに日本としても経済的関係をスパッと切りことができないのが悩みの種だが、ロシアにしても中国にしても、何らかの形でDecupplingの道を探して行かないと振り回される一方で、悩みの種は尽きない。