ちゃおチャオブログ

日々の連続

5.25(水・晴れ)脅しの国々。

 

 

全く不穏で不愉快だ。昨日東京でQUAD4国首脳会談が行われているさ中、中国ロシアが結託して、原爆搭載可能な戦略爆撃機を日本近海に飛ばし、脅しをかけてきた。中国はウクライナ戦争で、立場を曖昧にし、ロシアを非難していなかったが、昨日のこうした共同軍事行動を見ていると、中露は明らかに一体だ。一緒になって日本に圧力を掛けてくる。

脅しにバンザイするような日本ではない。日本は軍事で対抗できないが、経済では打撃を与えることは可能だ。特にロシアなどGDPはスペイン並みで、日本が買う物と言ったら原油とガス、オホーツクのサケマスしかない。ロシアに売るものは殆どない。サケマスはチリ、ノルウエーに振り替えることは可能だ。原油とガスは振り替えは直ぐには無理だろうが、日本人は窮乏に耐えるしかない。欧州日本が手を組んで、ロシアを締め上げなければならない。日本も北方四島をいつまでも不法占領されていないで、この4島が返還されないなら、国交を断行してもよいと、強い姿勢で臨むべきだ。

丁度、来年は東京でG7が開催される。日本からこうした提案をしても良いだろう。

 

問題は中国だ。日本の最大の貿易相手国で、経済的な結びつきは強い。ロシアのような訳にはいかないが、China Free,徐々に中国とのDecuppling, 結びつきを弱め、一朝事あれば、経済的な打撃が少なくなるような通商政策を進めて行くべきで、昨日のスタートしたIPEF,既に稼働しているTPPを強化し、中国抜きでの経済連合を強化し、中国抑え込みを図っていくべきだ。

昨日99歳になるキッシンジャーがFTのインタビューに答えていたが、彼の主張は、西側が中国・ロシアを追い詰め、この2国が連合を組ませないように、西側は融和的に対応すべきだ、と言っていたが、その主張は当たらない。それをしたら、この2国をより助長させるだけだ。昨日の2国共同の脅し作戦にあるように、2国は既に強く結びついていて、西側の融和対応で、その結びつきが弱まる訳ではない。中国の韜晦、面従腹背は昔から行われていることで、西側の融和に応ずるフリをしているに過ぎない。中国はロシア、朝鮮を下に従え、世界の覇権を狙っているのは間違いないことであり、今は韜晦しているに過ぎない。

 

この下っ端で、国民をクソとも思っていない北の金は、今日は3回もミサイルを発射し、更に近日中に核実験も行うという。国民の半分以上が貧困に喘ぎ、1割以上が既にコロナに感染し、既に70万人の国民が餓死したとの報道があるなかで、金と金に連なる特権組だけが贅沢な生活し、ミサイルを連発し、日本を脅しにきている。

横田さん等拉致家族には申し訳ないが、北は拉致した日本人を返す積りはない。あの強硬なトランプが金に強い圧力を掛けても解決しなかった。問題解決の唯一の方法が、日本が北と戦争し、北を占領して金王朝を追い出すしかないのだが、それは現実には無理だ。今現在日本ができることは、北の国籍を持つ在留北鮮人を送還するのと引き換えを持ちかけること位だ。その前に当然、朝鮮総連を追い出し、資産を没収すべきだ。

一部の論説者の中に、北との国交を結び、平和条約の対価として30兆円、50兆円の植民地時代の補償金を支払うべきだ、と主張する者もいるようだが、飛んでもない話だ。こんな日本を脅し、ドロボーをし、人さらいするような国とは、少なくとも金王朝が続く限り、国交など結ぶべきではない。