ちゃおチャオブログ

日々の連続

3.23(木・小雨)面目を果たした日本の総理。相撲もそれなりに面白い。

 

 

不人気の岸田総理。最近は日韓首脳会談をこなしてから、人気度がやや上がり、気分を良くしているだろう。そこへ来て、今回のウクライナ電撃訪問。忍者もどきの隠密行動で、インドからウクライナへひとッ飛び。バイデンやイエレン、ポンデアライネンやイタリアの女性総理がたどったコースをそっくりそのままレールに乗って6時間の夜行列車に揺られてキーウを訪問。よくぞやった! G7首脳の中で唯一訪問していなかった日本の総理。これで本人の面目もたったが、自由世界第2の国の日本の面目もたった。

 

総理の政治手法にはいろいろと不満はあるが、この一点に関しては、褒めてやりたい。日本は自由主義社会の旗手の一人だ。増しては5月のG7広島サミットで議長も務める。晴れ晴れとした気持ちで会議を仕切れるだろう。

今朝6時に特別機でポーランドから帰国し、休む間もなく午後からの参院予算委。意気揚々の疲れも知らない凱旋将軍の気分なのだろう。それにしても、ブチャの惨劇の場に立ち、400人もの市民犠牲者の碑に献花したにも拘わらず、今日の国会の場では、冴えない答弁。国内に戻るとどうも湿っぽくなる。外国訪問のように大盤振る舞いができないからだろう。野党から宣伝ポスターで、選挙違反まで追及されたら、猶更だ。

まあ、コツコツしっかりやって下さい。押しも押されぬ日本の総理だ。

 

大相撲、横綱大関不在の場所でも、それなりに面白い。昨日の侍ジャパン同様に、力士達は力一杯戦い、目前の勝に向かう。勝利に向かう情熱は野球も相撲力士も同じだ。

それにしても新旧交代。勝負の世界は厳しい。往年の名力士、栃ノ心逸ノ城、大奄美、ちゅらの海、皆十両に沈んでいる。何年か前、平幕のどん尻で優勝した徳勝龍は、今では十両のどん尻だ。今場所負け越して、十両陥落したら、もう相撲はやってられないだろう。あの時の幕内最高優勝は何だったのか・・。あの時は、確かに光り輝いていた。その輝きはその場所の一度きりで、二度と戻っては来なかった。