昨日の深夜東京を立った岸田総理は、機中で北朝鮮のICBMミサイル発射の通報を受ける。昼前、ブリュッセルに着いた総理は、各国要人と精力的に面談し、G7首脳会議に出席する。インド・カンボジアから帰って２日目、直ぐにもベルギーに飛び、帰国後は今度は米国駐在大使と一緒に広島を訪問する。全く休む間もない強行スケジュールだ。だが、夜昼問わない２４時間戦闘状態にあるウクライナ大統領の超人的働きを見れば、総理の過酷スケジュールも赤子のようかも知れない。
日米欧のこの緊急会議で、民主先進国は結束を固め、ロシアに対抗していく強い姿勢を示した。この先、ロシアは軽々なことはできなくなるだろう。勿論ABC兵器を使用したら、即開戦だ。ロシアは欧米によって叩きのめされる。又、そうならなければならない悪行を尽くしている。
戦闘は膠着状態と言うよりか、弾薬等の尽きかけているロシア軍が劣勢で、戦車も飛行機もミサイルも無い手運びの対戦車砲でしか戦っていないウクライナ軍に追い落されている。今までロシアはアフガン、チェチェン、シリア等で、弱い相手としか戦って来なかった。同じ調子でウクライナに攻め込んだのが運の尽き。プーチンの運も極まれりだ。
バイデンは１１月インドネシアで開催のG２０にプーチンを呼ぶべきでない、と明確に主張した。判断はジョコに任せるとしているも、強い圧力だ。ジョコもこの殺人鬼を呼んだら、世界の恥だし、笑者になる。日本からも強くジョコに忠告すべきだ。それでもジョコがプーチンを呼ぶと言うなら、日米が主導してこのＧ２０会議をボイコットすべきだ。こうした戦争犯罪人とは一緒にテーブルは囲めないと。総理もそれ位毅然とした態度を示さなければ、自由世界からプーチンのような殺人鬼を放逐することは出来ない。
