ちゃおチャオブログ

日々の連続

8.25(木・曇り)ウクライナ国民の団結、国を守り国土を取り返すこと。

 

 

昨日24日は、ウクライナ独立記念日であり、同時に半年前の2月にロシア軍が突如侵攻し、数日でキエフを落とし、ゼレンスキー大統領をひっ捕まえてモスクワに連行し、傀儡政権を作って即座にロシア国内に組み入れる皮算用であった。これ程激しい抵抗に遭うとは、プーチンも国防大臣ショルグも全く想定外だっただろう。

 

日本人に取っては、ロシア兵のあくどさは満州で経験済みで、あの時も日ソ不可侵条約を無視して、終戦直前の8月9日、突然攻め込んできた。8月15日、日本政府はポツダム宣言を受理し、戦争を終結させたが、ロシアはそれにも拘わらず軍を満州に送り続け、最終的に関東軍とロシア軍との戦闘が終了したのは丁度昨日の8月24日であった。この間、ならず者のロシア兵は満州樺太を侵略し、語りつくせぬ残虐行為を繰り返し、北方4島、北海道の直ぐ目の前の島まで不法に占拠し、その不法占拠は戦後77年経った現在まで続いている。

 

このロシア軍のあくどさはこの時始まった訳ではなく、170年前のクリミヤ戦争や、それ以前から英仏に知られていて、西洋に於いてはならず者国家だった。ナポレオンやヒトラーがロシアに攻め入ったのは理由があったのだ。このならず者は今次のウクライナ戦争で、悪の権化、面目躍如の悪徳行為を働いている。77年前、日本は敗戦国家で世界にロシアの蛮行をアピールする力は無く、満州の蛮行は殆ど世界に知られることもなく今日に至ったが、日本はもっと強くロシアのあくどさを世界に知らしめるべきだった。頭の悪い森元総理などは、この悪の連中にたぶらかされ、ちやほやされていつの間にかロシア贔屓になり、その子分の安倍元総理に引き継がれて行ったのは、日本人、日本国家の悲劇だった。シベリア開発と称して投下された2000億円を超える協賛金は、その大半がロシア人の贅沢と軍備補強に使われた。

 

昨日のウクライナ独立記念日。ロシアとの戦闘が無ければキーウの独立記念広場は沢山の市民で溢れていただろうが、卑劣なロシアはいつ何時市民の頭上にミサイルを撃ち込むか分からず、祈念式典は行われなかった。しかしロシアはキーウには撃ち込まなかったが、近隣の別の州の鉄道駅に打ち込み、小さな子供二人を含み、市民24名を殺した。昨日はタシケントでのユーラシア軍事同盟の会議の場で、ショルグはウクライナ市民の犠牲を避けるために精密誘導兵器をミサイルは市民には撃ち込まない、と各国代表の前で宣言していたにも関わらずだ。デタラメで嘘つきのプーチン、ショルグ。市民を殺すことなど屁とも思っていない。その市民はウクライナ人、ロシア人、日本人を問わない。

 

半年間の戦いで、ウクライナ将兵の犠牲は1万人を超え、市民も子供も含め7000人以上が犠牲になった。ロシアの市民の死傷はないが、将兵は既に1.5万人以上が死亡、死傷者合計で6-7万人と推定されている。卑怯なロシアは犠牲者を公表していない。公表したら、国がバラバラになって、継戦できなくなるからだ。ウクライナでは毎日ゼレンスキーがSNS,テレビの前に出て国民を鼓舞し、勇気づけている。若者は誰でも戦場へ行って殺されたくはないだろう。しかしウクライナでは表立った反戦運動、兵役拒否の動きは出ていない。否むしろ国民は進んで兵役につき、国を守ろうとしている。少なくとも自分の目から見たら、国民は一致団結して鬼畜ロシアに戦いを挑み、国を守り、更には失地回復クリミア半島まで奪い返そうとしている。日本はごく一部の少数者を除き、殆ど単一民族国家であるが、ウクライナ多民族国家だ。純粋のウクライナ人が多数を占めてはいるが、多くのロシア人、ユダヤ人、東欧人、等々の複合民族で構成されている。しかし、国が一本に纏まっているのは今の日本以上で、ロシアの植民地、属国にされることに命を賭して戦っている。現代の日本人青年、或いは将来もそうだろうが、多分真似のできないことだ。

 

ウクライナ人は今歯を食いしばって戦っている。日本がロシアからのガスが途絶え、ガス代、電気代が数倍になったとしても、日本人も歯を食いしばって頑張らなければならない。ロシア産の鮭が食えなくなっても、少し高いお金を出せばノルウエー産、チリ、ニュージー産もある。ウクライナを助ける為にも日本人も多くの犠牲を払わなければならない。