ちゃおチャオブログ

日々の連続

6.25(日・晴れ)お粗末なミス。水鳥の羽音に怯える人々。



 

又、お粗末なミスで大規模システム障害が発生した。一体日本のシステムは大丈夫かと思える程のお粗末さが。JR東がシステム変更に伴い、間違ったブレーカーを落としてしまって、全JR東のネットワークシステムが使用できなくなり、約10時間通信不能となった。このブレーカー切断の誤りについては、何人もの関係者が事前にチェックしたが、誰も気が付かなったのだ。

 

日本の安全神話がどんどん崩れて行く。JAXAの度重なる打ち上げ失敗もそうだ。大元の処が間違っていたから、ロケットの打ち上げ全体が失敗してしまった。北朝鮮の先月の打ち上げ失敗では、責任者が全員クビになった。北のことだから、死刑になったかも知れない。日本も北の様に厳しく処罰せよ、とは言わないが、JAXAの打ち上げ責任者等はクビにすべきだろう。

 

何年か前、みずほ銀行がシステム障害で、日本中に大混乱を招き、時の頭取は、混乱の責任を取り、原因が判明した段階で辞任すると、会見で話していたが、その後、その頭取がどうなったかのニュースは聞いていない。時間が経ってうやむやになった段階で、退職金も返上しないで、通常退任しているに違いない。

 

関電なども、地元工作の贈収賄で、会社が刑事犯罪に問われ、当時の会長、社長なども報酬を数か月減額し、責任を取った形を作ったが、その後、何年か経って、その減額分は別の名目で補填していた、とのニュースである。

 

総理の長男が6月1日付で秘書官をクビになり、本来貰える筈の退職金、ボーナス等もマスコミの集中砲火により、返上する、と大見得を切っていたが、その実裏で官房機密費などから補填されていないことを願う。官房機密費は領収書不必要で、名目を問わないと言うから、総理の一存で何にでも使える。この機密費なども米国の様に、5年とか10年後の一定期間後に使い道を公開すべきだ。野党も国民運動にしなければ、第2第3の河井安里事件を防ぐことができない。

 

平家物語、源平の戦いの頃、都を出陣した平家のお公家さんが、富士川までやってきて、岸辺から飛び立った水鳥の羽根音に、スワ、源氏の攻撃かと、腰を抜かして都へ逃げ帰った故事があったが、昨日の山手線、刃物事件も似たようなものだ。マスコミはおかしなことに外国人としか表現していないが、多分、中国人だろう、料理店を退職した料理人が包丁を持って電車に乗り、つい転寝をしてしまって、その包丁が何かの包みから抜け出てしまった。それを見た乗客が、スワ、切り裂き魔、と勘違いし、パニックになり、車両の客が逃げ惑った。怪我人が出た、との報道にまだ接してはいないが、けが人が出ても不思議ではないだろう。

それは24時間、あらゆる状況に危険は付き物だ。ただ居眠りしている男の持ち物から包丁が見えた位で、これ程の大騒ぎになり、人々がパニックになる。

システム障害と同じように、こうした騒動も日本人劣化の一つの表れか・・・。

 

昼、8丁目のスシローで子供たちの好きなイクラやサーモンの寿司を食べ、夜春日部から帰宅する。