ちゃおチャオブログ

日々の連続

6.26(月・晴れ)負の連鎖。神戸西区の6歳男児の暴行死。

 

 

神戸西区で忌まわしい事件が起きた。57歳の母親とその3人の娘、一人の息子、更に6歳の孫、6人が狭いアパートに住んでいたが、5人とも無職。新聞では報道されていないが、多分、生活保護を受けていただろう。

32歳の息子が主導的な役割を果たし、家庭内暴力。母親に暴力を振るったり、監禁したりして、外に出さないようにしていた。6歳の長女の息子に対しても家庭内暴力を振るい、暴行死させ、警察保健所に届けることもせず、死体をスーツケースに詰めて、母親を部屋に閉じ込めたまま、娘3人と32歳の息子の4人で、そのスーツケースを引っ張って、近くの原っぱまで行き、死体を遺棄した。

 

親子、母親、兄弟姉妹、肉親間の愛情や労わりはどこにもない。この家庭では憎しみと憎悪が支配していた。新聞によれば、この息子は幼少時、家庭内での暴力を受けていたという。愛情の欠片も無かったのかも知れない。その苛めの対象者、母親を今度は息子が苛め、更に姉の6歳の息子も虐める。娘3人も一緒になって母親を虐めた。救われない家族だ。

一度は福祉センターも家庭を訪問し、事情聴取したようだが、家族からは追い返された。家族がお互いに干渉せずにバラバラに生きるのも一つの方法だったかも知れないが、無職の者同士、バラバラに生きることも出来ず、金のない貧しい一つ家で、お互いの憎しみを増幅させていた。救いようのない負の連鎖だ。