ちゃおチャオブログ

日々の連続

6.27(火・晴れ)猿之助、尊属殺人? 明日から西国巡礼、奈良の霊場へ。

 

 

1か月半前の一家心中事件で、唯一生き残った市川猿之助が今日、母親の自殺幇助の罪状で逮捕された。心中に至った要因は幾つかあったようだが、父親が数年前に脳梗塞で倒れ、寝たきりの状態になって、母親の看護が大変だったようだ。目黒に豪邸を構える歌舞伎界の寵児、お金には困らなかったと思うが、何故父親を介護施設等に入所させずに、自宅で面倒をみていたのか。母親の精神的、肉体的な負担も大変だっただろう。

 

ただ、それだけでは一家心中とはならない。引き金になったのは、翌日発表予定の文春の記事で、その中に猿之助の男色が暴露されていた。実に、ペンは剣よりも強い。高々週刊誌程度の記事で、一家心中に追いやるとは、ペンの恐ろしさだ。

ただ、そんなことで自殺までするとは、天下の歌舞伎役者としてはだらしない。歌舞伎界には昔からお山とかお釜、役の上でも男おんなの役柄も多かった。水面下で男色もあったに違いない。今、ジャニーズの会長、故ジャニー氏が男色で、若い俳優を手籠めにし、死んだ後から次から次に被害者男優が名乗りを上げているが、こうした芸能界には、男色とか女装、男おんなは昔からあったのだ。

 

そんな事実が週刊誌で暴露されたからと言って、命を差し出す必要はどこにもない。どこかに身を隠して、ホトボリが覚めたら、知らん顔をして出てきたら、それで良かった。

両親が死んで、猿之助本人のみが生き残った。だから、心中の直前で家族間でどんな話があったのかは、猿之助の話を信じるかどうかだけに掛かっている。報道によれば、家族で話し合って、みんなで死のう。来世で再び会おう、と約束し、普段自分が服用している睡眠薬を母親に渡した、とされている。では、寝たきりの父親はどうしたのか・・。半身不随で痴呆症にもなっていて、自分自身では意志を表明したり、自ら服薬することはできない。だとすると、猿之助が父親に飲ませたのだろう。死ぬ意思の無いものに、致死量の睡眠薬を飲ませたら、尊属殺人になる。単に母親への自殺幇助では済まない。殺人罪だ。

 

猿之助自身が本当に死ぬつもりで睡眠薬を飲んだのかどうなのか、疑問ではあるが、もしも3人で死んで来世にかけたのが事実なら、これも又猿之助のだらしない作法だ。

自殺幇助であれ、殺人罪であれ、暫く娑婆から離れ、当分の間お勤めをして来た方が良い。歌舞伎界からも足を洗い、仏門に入って後世両親を弔うが良い。

 

明日からの3日間、西国巡礼の旅。今回は奈良県の観音寺。明日は桜井の長谷観音。時間があれば大神神社にも寄り、久しぶりに三輪そうめんでも食べようか。