ちゃおチャオブログ

日々の連続

7.5(水・晴れ)だらしない男ども。



 

他人のことを言えたものではないが、しかし最近の男どもをみていると、不甲斐なさに呆れる。その最たる男は先月親子心中を図ったが、親だけ殺し、自分はおめおめと生き残った猿之助だ。歌舞伎役者が、芸の上では大見得切って、カッコよさを見せているが、実際の命となると、怖さが先に立って、命を絶つことはできなかった。歌舞伎フアンもそのだらしなさにがっかりしただろう。何があっても両親と一緒に黄泉に旅立つべきだった。今からでも遅くない。遅ればせながら両親を安心させてやるがよい。

 

先週は又横浜鶴見で19歳の女子大生が21歳の男に刺殺された。元々二人は同棲していたが、男の暴力に耐えきれず、別れ話が進行中だった。男は女子大生が自宅から出て来るところを待ち構え、刺殺した。別れきれいない男。未練がましく、忘れられないから殺したのだが、だったら、自分も一緒に死ぬべきだった。だらしのない未練男。生きる資格などない。

 

今日、小田原地裁支部で81歳の高齢者の裁判があった。去年の11月、大磯の港で40年連れ添った車椅子の妻を埠頭から車椅子ごと投げ落とし、溺死させた裁判だ。殺された79歳の妻はどんな気持ちだったかは分からない。或いは覚悟していたのかも知れない。81歳夫は何も殺すことはなかった。他の方法は幾らでもあった筈だ。もし殺して自分も死のうとするのが最終結論だったとすれば、自分も一緒に海に飛び込むべきだった。いずれにしても先行は長くもない人生だ。おたおた生き恥を晒すことは無い。40年連れ添った最愛の妻をこんな形で殺してしまうとは、大罪にも程がある。自己精算すべきだ。

 

偶々今回3件の事件が目に付いたが、似たような軟弱男の事件は全国あちこちで起きているだろう。ニュースになるかならないかの違いだ。男女同権とは言うが、男の沽券がどんどん劣化してきている。だらしない男が巷に氾濫している。