ちゃおチャオブログ

日々の連続

孫と一緒の沖縄旅行(8)万座毛の象の鼻。

3日目の今日は北部観光。58号線を北上し、嘉手納基地の前のコンビニで小休止。道路の向かいに嘉手納基地が見える。

 

ここは基地内の住宅地で、ここからは飛行場は見えない。

 

  • 今日の最初の訪問地、万座毛。全く様変わりしていて別の場所に来たかのようだ。

  • 今は綺麗な遊歩道が整備されていて、一方通行で象の鼻まで向かう。周囲は万座毛の名前の通り、雑種地だ。

沖縄3日目の今日は北部観光。ホテルからは昨日走った国道58号線に出て、昨日の港川交差点、大山、宜野湾など走り、嘉手納基地前のコンビニで一時停止する。国道を挟んで向かいは広大な嘉手納基地。ここから見えるのは基地内の住宅地で、沢山のレンガ色をしたスクールバスが見えたが、肝心の飛行場はここからは見えず、最新鋭のジェット機とか大型の輸送機の離着陸は見ることができなかった。

昔の面影をそことなく残す嘉手納十字路を過ぎると基地から別れ、北部、読谷(よみたん)の集落に入る。その少し先に残波岬があるが、狭い集落内の道路を走らせ、そこまで行くのも大変で、そこはパスして、今日最初に向かったのは万座毛(まんざもう)。以前は雑種地のような場所に無料の駐車場があったが、ここも又何年も来ない内に随分と変わっていて、綺麗に整備された大きな駐車場の正面には、近代的な展示館兼土産店が作られていて、全く別の場所へ来たような感じだ。10年ひと昔というが、30数年も来ていなければ、浦島太郎に違いない。

ここも又斎場御嶽同様に入場料を取っていて、一人一人バーカウンターでチェックしている。まあ、いろいろとトイレを整備したり、資料館のような展示をすれば、費用も掛かるのだろう。以前は雑種地にバラック小屋のような土産店が乱立していたが、それ等の土産店は全てこの建物内に収容され、昔のような乱雑な感じの種々雑多な土産品を売るのではなく、どこかの工場で作られた空港土産店にあるような品揃いだった。土産品を子細に見た訳ではないが、当然値段も当時よりは数十倍はしているだろう。

以前は雑種地の駐車場から土産屋台店を通り抜け、てんでんばらばらに「象の鼻」の前まで行って、その前で記念写真を撮ったものだったが、今は入場ゲートから一方通行の遊歩道が作られていて、道順に進まなければならない。世の中がシステマチックというか、面倒で、うるさくなってきた。その遊歩道の先に「象の鼻」があった。太平洋の荒波が作った自然の造形。それ自体は当然ながら昔と変わらないものだが、何か、見る側のサイドが近代的に整備されたせいか、同じ造形でも何か棘のような荒々しさが失われ、ここも又コントロールされた自然の美のように見えた。子供たちに自然が作った造形がどの程度理解できたかは分からないが、昔やったように、この象の鼻をバックにして、皆で記念の写真を撮った。

 

  • ああ、この景色は40年前と変わらない。

     

    象の鼻をバックに記念写真。


    子供たちと一緒の写真。


    小さな子供がどの程度記憶に残っているか・・。