ちゃおチャオブログ

日々の連続

8.21(月・晴れ/土砂降り)説得力の欠如した岸田総理。

 

 

日本で政治的には一番偉い総理は国民から信頼されなければならない。人気度が半分を切り、支持率30数%を低迷しているようでは、目新しい政策を打ち出しても、国民は信頼して付いては来ない。揚げ足取りの不満がでるだけだ。国民と真摯に向き合っていない結果が今日の低迷を表しているのだが、本人はそのことをどれだけ理解しているか・・。脳細胞がスカスカなら、思いも及ばないだろう。そうならない為に有能な秘書官、補佐官を揃え、それは又税金から給与が支払われるのだが、自分の長男を税金で賄う秘書官にするようでは、お粗末極まりない。周囲の秘書官、補佐官の誰一人反対しなかったのか? 反対の声が上がっていても、身内可愛さの私利私欲に毒された頭では、そんな声も素通りして、お祭り騒ぎだったのか・・。情けないを通り越す。

 

岸田が総理になってから、福島に何回足を運んだのか、自分には大した記憶はない。総理行動データを調べれば、回数は直ぐにも分かるだろうが、意味のないことだから、そんなことは調べない。総理が福島へ行くというのは、単なる回数をカウントすることではなく、そこでどういう行動を取り、どういうスピーチをし、県民並びに国民にどれ程の安心感、信頼感を与えることができたのかにあり、過去の訪問で、そうした動静は全く伝わってきていない。多分、過去何十回と行っているだろうが、上っ面の回数稼ぎの訪問だから、報道もされないのだろう。

 

昨日は朝一番で福島へ行き、県知事、東電社長、自治体首脳とあったのだが、肝心の漁業関係者とは会わずにとんぼ返りした。強い不満が漁業者から噴出し、今日は改めて全漁連代表を官邸に招き、面談した。

トンチンカンの頭では何のために福島へ行くのか、理解されていない。近々に東電処理水を海上放出するに際し、井の一番に面会し、話し合いを行うべき相手は、漁業関係者であり、何をさておいてもそれをやらなければならなかった。話し合いも行わずに、現場から逃げたのだ。それをやんやの不満に押され、今日急遽面談したが、それを泥縄という。効果は半減処か、またまた大盤振る舞いの結果になった。

 

本来はこうした機会を捉え、漁連に行くなり、波止場に行って、膝詰めの話し合いを行い、説得に努めなければならない。処理水は既にIAEAグロッシ局長から安全性のお墨付きは得ており、人体に与える影響は無視すべき程度で、自然の中で漂っている放射性物質よりも量は少ない、ということである。総理はこの機会を捉え、世界にアピールしなければならなかった。何のために福島に行くかと言うと、先ずは漁連関係者、次に世界へのアピールだ。この二つが全く行われていなかった。この場に於いて、中国を強く非難すべきだ。中国の一部の核廃棄物、特に山東省辺りの汚染度は福島の数倍する程の酷さで、そうした国が福島を非難することは、全く妥当でない、と世界にアピールすべきだった。

 

前々日は突然に設定されたキャンプデービッドでの日米韓主脳会談。韓国は国内で政治で尻に火が付いていて、バイデンも直後にはハワイ訪問が予定されていた。バイデンの人気稼ぎに日韓の首脳が引っ張りだされた感じだが、わざわざ総理が出向いて行く価値があったのか・・。国民にしっかり経過を説明すべきだ。前々日の深夜そのワシントンから帰国し、昨日は朝一番の福島行。コマネズミのように良く動き回るのはよく分かるが、一国の総理、時間を効果的に使い、実のある行動に結び付けるべきだ。秘書官、補佐官がだらしないなら、自分が代わりにやっても良い。