今日総務省発表の日本の総人口は1億②200万人。去年と比べ80万人の減少。ほぼ、鳥取、島根県並みの一つの県が消失した人口減だ。従来微増だった東京や沖縄も全都府県で減少に転じた。毎月小金井の市報が配布されるが今年初め頃までは微増だったのが、先月は微減した。東京全体で減っているのだから、小金井も一緒だろう。もう今は日本全国どこへ行っても人口が増加する県はない。
人口が減れば、その分経済活動が減り、当然ながら税収も減る。これから増大する防衛費に厚労費。高齢者はうなぎ登りに増えて行き、それに反比例して、若者の人口が減って行く。これからの国の経営は年々厳しくなっていくのだが、現総理にはその認識はなさそうだ。身内びいきで、長男を秘書官にしたり、仲間内の人事を繰り返している。木原など補佐官は、週刊誌で散々叩かれているが、馬耳東風の構え。中国の歴史書では傾国は美女だったが、日本の歴史書では総理、とならないように、奮起勉励しなければならないのだが、その認識はなさそうだ。
政労使の3社会合が岩に乗り上げ、最終日の今日1時からスタートした会合が9時間経っても結論が出ず、持ち越しとなった。時給僅か50円程の増額。50円を増額すれば時給も1000円を超えるのだが、使用者側は背に腹は代えられないようだ。最賃50円上げることによって、倒産する会社も出て来ると言う。日本の浅い経済基盤。火中の栗を拾おうとしな政府。こんな時こそ総理の一声で、1000円に上げろや、困った会社が出て来れば、政府が面倒を見る、などと大風呂敷を広げれば、9時間も長々と話し合いをし、挙句の果てに結論も出なかったという、日本的醜態を世界にPRしなくても済んだ筈だ。矢張り総理は、我関せずか・・。