沖縄最後の夕食は栄町市場近くのレトロな飲食店で。
最後の１日、子供たちに良い思い出になってくれれば・・。
昨日は、摩文仁の遊戯公園を後に、途中のひめゆりの戦跡に立ち寄った。ここも４０年前とは大きく整備されていて、全く初めてやってくるような庭園になっていた。４０年前は塹壕の直ぐ前まで車で行けて、塹壕の横にはひめゆりの搭がたっていて、周囲は南国風の雑草に覆われていた。ここで直前、現平成上皇御夫妻が皇太子妃殿下の頃、爆破事件があって、まだその記憶は生々しかった。今はその看護学生、女高生の記念碑もどこにあるのか分からず、奥の方に記念館が作られていた。子供たちはその記念館に入って行ったが、自分は外で待つことにした。４０年前の記憶をたどることにした。以前はこの近くにもう一つの記念碑、梯梧の搭もあったが、今はどこにあるのかも分からない。
ここでも又かなり長い時間待たされて、子供たちが戻って来た。レンタカーは今日７時までの返却だ。途中の糸満のお魚市場に寄る時間もない。途中のAコープに寄って買い物を済ませ、６時ホテルに戻る。あっ君にレンタカーを返却してもらうが、中々戻って来ない。最後の夜、国際通りに出て、孫達に沖縄衣装を買う時間もない。又昨日の新都心のショッピングセンターへ出て、漸く子供用の土産服を買うことができた。さて、沖縄最後の食事。自分は国際通りに出て、どこか沖縄料理の店を考えていたが、子供たちがどこで調べたのか、栄町市場近くの飲食店通りにあるレトロな店を探していて、そこに向かう。照明を暗くした昔風の店で、最後の沖縄料理を頂いた。
５日目の最後、那覇発１１時のANA機で、ゆっくり起きて、モノレールで空港に向かう。十分時間はある。小さな幼児二人を連れての沖縄旅行。時間に余裕を持って、４泊５日の日程を組んだが、最初の１日目は午後羽田を出て、４時那覇着。その日はホテル近くの飲食店での夕食。２日目は４５年前に住んでいたマンションを見て、娘の産院を見て、沖縄ワールド。３日目が北部観光、海洋博公園でイルカのショーを見て、昨日は南部戦跡、摩文仁の丘を見て来た。まだまだ見たりない場所も幾つかあったが、大よそはカバーできた。５日間とは言え、前後２日は移動に費やしたので、正味３日間は十分に観光ができた。６歳、９歳の孫達にも良い記憶に残り、思い出となるだろう。年金生活の自分に取ってはかなりの出費になったが、お金で残すよりは、今使った方が有意義だ。それに沖縄旅行振興券、３万５千円分ももらえたのは大助かりだった。５日間の思い出を残し、飛行機は旅立ったが、子供たちは直ぐにも寝込んでしまった。疲れたのだろう。
３月の旅行記、半年かけて漸く終了した。孫達との次の旅行は、何時になるか、どこになるかは全く未定で、もう無いのかも知れない。子供達からどこかへ行きたい、とのリクエストがあれば、躊躇なく応じる。自分が行けない場合にはお金だけは出していやろう。明日の９月２４日、今度は自分自身の巡礼の旅。明日からの琵琶湖周辺の霊場巡り。先ずは竹生島の宝願寺を目指そう。その後は足次第だ。段々巡礼が難しくなる。いつ最後の巡礼になるか分からないが、行ける所までは行って見よう。生きることの供養だ。沖縄旅行記が漸く終わったので、琵琶湖から帰ってきたら、今度は奈良の巡礼記だ。さてこれからの午後、明日からの旅行の荷物まとめをしなくては・・。４日間、雨はなさそうだ。
完
那覇空港。沖縄勤務時代は年に数回この空港に来ていた。
那覇空港が拡張され、空港ビルも新しくなってからも数回来ている。
今日は１１時発のＡＮＡ便。
午後１時半には羽田着だ。あっという間の５日間。
