ちゃおチャオブログ

日々の連続

11.10(金・小雨)ブラックユーモアにもならない岸田「根腐れ内閣」。

 

 

全く見事な配陣だ。9月に改造内閣がスタートし、まだ2か月にもならない内に、二人の政務副大臣が形は辞任だが、実質クビになったが、ここへ来て、更に3人目のクビ副大臣が出て来た。これはブラックユーモアにもならない、国民愚弄だ。

 

その顔ぶれたるや、学校教育を司る文科政務官山田太郎イカガワシイ女性との不倫行為で、本人は現金の授受を否定しているが、裏は見えない。要は売春疑惑行為をしていたのだから、青少年の育成を指導する最高トップの指導者が裏でこんなことをしていたのが暴露されたら、一たまりもない。国会で厳しく糾弾されるべきだが、本人はこれが明るみに出た途端、早くも自ら辞任した。違法行為は国会議員としての資格を問われる筈のものだが、逃げるが勝ちと早々と先手を打って、後は頬かむり。

今は不義罪が廃止され、夫婦間と言えども自由恋愛はご法度ではないとしても、山田政務官の相手は、ネットで物色した相手女性をお金で買おうとした行為だから、これは自由恋愛などではなく、人身売買に近い破廉恥は犯罪だ。国会議員の立場に房しくない。どこか千葉の外房の町議会議長がタクシー内で職員のお尻を触った触らないで、議長職がクビになる時代だ。

 

次は柿沢未途。以前どこかで聞いた名前かと思ったら、元の自由党党首、元外務大臣柿沢弘治の息子だった。政治家、イヤ政治屋一家の出て、今は自民党谷垣派に所属しているが、それ以前は、あちこちの党を渡り歩き、2年前の総選挙で自民党に鞍替えしたばかりだが、何故か上からのお褒め愛でたく、あっという間に法務副大臣に収まった。

その法務副大臣、違法選挙を取り締まる最高トップであるのだが、自ら公選法違反行為をしたのが明るみに出て、副大臣を辞職した。松島みどりのように選挙民にウチワを配って選挙違反に問われても居座る議員もいたが、小野寺さんのように選挙民に線香を配った行為で訴追され、キッパリと議員を辞めたが、その後は防衛大臣を経て今国会では予算委員長の要職にある。

政治一家の柿沢がどの道を選ぶかは本人次第だが、選挙違反を取り締まる法務のトップにいたのだから、相応の責任を取ってもらわなくては、国民は困る。副大臣を辞職したからと言って許される問題ではない。

 

それが今回の神田事件。全く笑い話にもならない。国民から税金を搾り取る役所のトップ、財務省副大臣が自らは税金を払わず4回も差し押さえを食っているとのこと。差し押さえ=赤紙。普通の人の感覚では、赤紙など食ったら恐れ多い事で、小金井市の人口10万人の中で100人もいないだろう。多分10人未満か・・。人口当たり0.01%以下の稀に見る悪徳人間だ。こんな不良人間が前歴を隠して、よくぞ国会議員になれたものだ。奈良県民の見識を疑う。

 

旧安倍派は現在5人の多頭指導部で構成されていて、神田憲治がどのお頭の下にいるのかは不明だが、5人の内の誰かが内閣に押し込んだのだろう。官房長官の松野は5人の内の一人だ。同じ派閥の神田の行状は知らなかったとは言わせない。奥の院を気取っている森辺りからの押し込みがあったら、断り切れないのだろう。

いずれにしても国民を愚弄する最低人事で、国民の納税意欲は失われ、財務のトップがこんなことをしているのだから、自分達だって税金を払わなくても良いだろう、税金逃れを助長する。3年前の20兆円を投下した持続化給付金の大半が現在返済が滞っているという。税金どころか、借りたお金すらも返さないモラルの低下を助長するだろう。

 

改造内閣発足からまだ2か月も経たないうちに既に3人もの刑事事件に発展し兼ねない大スキャンダルを起こした岸田内閣。根から腐っていて、倒壊寸前だ。こんな状態で来週から始まるSFAPEC、総理が行っても足元を見られるだけだ。行くだけマイナス。この際、急病にでもなって、代理の上川さんか高市さんに行ってもらったもうが、余程か国益になる。APECが終わったら、即総辞職すべきだ。このまま居座ったら、国益を棄損するだけである。