ちゃおチャオブログ

日々の連続

10.27(木・晴れ)お粗末岸田改造内閣。

 

山際大臣が辞任して一難去ったかと思えた岸田内閣。次から次に後続隊が出てきて、収拾付かない状態だ。そもそも今回の改造内閣は、安倍暗殺事件に端を発し、自民党所属議員に自己申告をっせ、カルト教団と関係する者は大臣にしない、との前提で発足した筈だが、当の山際大臣、最重要閣僚に任命されるまでは、言を左右にし、言葉を濁していたが、大臣決定の翌日になって、「今思い出した」として、カルトとの最小限の範囲の付き合いを公表した。しかしその後、ボロボロ関係が明るみになり、これ以上シラを切り続けられないと思ったのか、突然の辞任劇だった。

 

だが、その前に総理が改造に当たって、「後から関係が明らかになったら、大臣を辞めてもらう」との大見得を切ったのだから、本来は明るみに出た即日に解任すべきだった。それが、本人からの辞職申し出を待つまで手をこまねいていたのだから、国民に対する約束違反だ。

一難去って又一難。山際問題が片付いたと思ったら、今度は消費者庁副大臣の大串だ。去年の衆院総選挙の直前、このカルト教団と政策協定を結び、推薦状も貰っていたと言うのだ。消費者庁と言ったら、今回問題の主務官庁。その副大臣がカルトに汚染されていた! これでまっとうな行政が出来るというのか! 大串こそ、これが明らかになった時点で、即刻辞表を出すべきだ。

 

自民党幹部連中は、選挙前に政策協定をすることは、この教団に限らず、各種団体と行っている、自然の事だ、と開き直っているが、仮に芸能人やスポーツ選手が反社会的人間と付き合ったり、写真を撮られただけでも社会から指弾され、出演は制限される。こうした連中と付き合うこと自体が違法で、反社会的なのだ。自民幹部は一般の応援団体とこのカルト団体を一緒くたにクソ味噌にして、ごちゃまぜにしている。この統一協会が家庭を破壊し、自殺に追い込み、莫大な搾取金を本国朝鮮に送っていたのは誰でも知っている。それが分かっていて一般の選挙応援団と同等に扱うのは、国民に対する欺罔だ。

 

 

このカルトとは別に総務大臣の寺田。地元広島で岸田の可愛がりだが、選挙を統括し、政治団体を規制する総務大臣の職にある者が、事務所の収支報告書が死んだ職員の名前で作成され、私文書偽造の疑いが持ち上がっている。これとは別に事務所の賃料に虚偽記載があったとして、大学教授から刑事告発もされている。東大出の元財務省エリート議員がお粗末限りない。脇が甘いを通り越している。幾ら可愛がりとは言え、こんなお粗末議員を本務である総務大臣に任命したとは! 岸田のお粗末さは寺田以上だ。呆れてものが言えない、とはこう言うことだ。

 

安倍派になる以前の一時預かりの形の細田派の首魁細田。今は三権の長に収まってふんぞり返っているが、カルト教祖鶴子ににじり寄り、相抱きしめて盟約を誓う。彼こそ、自民とカルトとの闇を明らかにする生き証人だが、岸田は全く手を付けようとしない。腫れ物に触るような屁っ放り腰だ。明らかになると自民党が吹っ飛ぶことが分かっているからだろう。

彼に出来ることは金をばら撒くことだけだ。PICADに100兆円をばら撒くと言うが、それは砂に巻くようなもので、日本には殆どメリットはない。喜ぶのは中国だけだ。今回又、電気代、ガス代の値上がり対策で、国民に総額20兆円を越える金をばら撒く。1200兆円の借金が、彼が総理在任中に1500兆円まで膨らまなければ良いのだが・・。そうなったらもう次世代の子供たちはどんどん日本から逃げてく。