ちゃおチャオブログ

日々の連続

12.3(日・晴れ)金を配ってばら撒くだけの日本外交。

 

困った国だ。国と言うより困った総理と言うべきだ。先週UAEのドバイでCop28国際会議が行われ、総理もそれに出席したが、米国はバイデン欠席でブリンケンが代理出席。ロシア中国等は最初から首脳は来ていない。

 

そんな中日本の総理はいそいそと出かけて行ったが、貧しい被災国を救援する為の拠出金額、主催国UAEが1億ドル、150億円、貧乏国の英国ですら110億円、EUは何と360億円、Co2最大排出国の米国は僅かに1750万ドル25億円。これではバイデンも恥ずかしくて出席できないのは良く理解できるが、日本の拠出金は米国に足並みを合わせたのか、僅かに1000万ドル15億円だった。世界3位の排出国ではあるのだが・・。まあ、排出量二番目に多い中国が日本よりも低い金額だから、それでもバッシングは受けないか・・。

 

そんな事より、各国首脳が集まるこの機会を捉えて、G7議長国の日本がウクライナイスラエル両問題に対し、G7首脳に働きかけ、停戦、平和の道筋を話し合うべきだったが、そんな働きかけは一切なく、単に個別的な首脳会談に終わった。

 

その首脳会談、蓋を開けてみたらビックリ! 何とCop28には米国中国に足並みを揃えてケチ臭い拠出だったが、こちらの方、エジプトとヨルダンには何と何と、腰を抜かすような大盤振る舞い。最初にエジプト大統領と会談したが、エジプトの仲介努力に340億円の援助を約束。次に会ったヨルダン国王には昼食を取りながらの経済支援金1億ドル、150億円の支援約束。日本とは縁もゆかりもないヨルダンに誰の差し金でこんな大金を配るのか! 

 

元々1200兆円を越える借金国の日本のどこにそんなばら撒く大金があるというのか! ばら撒くために又又赤字国債か! 総理は自分の懐から出すのではないと思っているのか、気前が良すぎる! これ等は皆国民の税金であり、将来の子供達の負担である。それだけの金があるなら、国民に回せ! 全くトンチンカン総理を抱く日本は、泣けるに泣けない。