朝から能登地震の続報。大きな地震の割には死亡者が少なく済んだ。昨日来の気象庁の警報を聞いていると、東北地震のような大きな津波が襲ってくるのかと、心配して見ていたが、警報通達時には既に「到達」の文字表示で、輪島で最大1.2mだった。
役所としては最大規模の災害を通報しておけば、後で何かが起こった際も、非難されなくて済むという考えだろう。それにしても、5mの高さと1.2mでは大違いだ。テレビ解説によれば、コンピュータによる予測数値とのことだが、もう既に人社会はコンピュータ、ITに振り回される時代に入ってきたか・・。シンギュラリティは確か2028年以降と理解していたが、時代の進みはもっと早いのか・・。
昨日の地震を思い出すと、大きな揺りかご、大きなハンモックの上に乗っているように、ゆっくりぶらぶら揺れる感じがした。いつもは関東周辺の千葉とか茨城、東北が震源地で、その時は決まって、ズシン、と下から突き上げるような衝撃波、地震波を感じ、次にガタガタと縦揺れを感じるのだったが、昨日の揺れは異質だった。
左右にゆっくり揺れて、何か日本列島全体が大きな沼地、泥炭地のような不確かかな上に乗っていて、列島は頑固なものかと思っていたが、案外しっかり根を張ったものではなく、半泥状の泥炭地の上に乗った大きな島で、浮かんでいるに過ぎないと。だから、何十万年か、何百万年の間に、その泥炭の上をゆっくり進むのだと。昨日の地震は古事記の国作りの神話を思い起こすに十分だった。
午前中は全ての局で地震報道、午後になってようやく7chが一般放送を流すようになってきた。大変なことには違いないが、日本のテレビ局は皆一辺倒なのは気に入らない。総務省から後でお叱りを受けるのが怖いのか・・。テレビマスコミ界からドンドン自主性が失われて行く。7chガンバレ、文春ガンバレ!その内他局も追随してきて、4chでは恒例の箱根マラソンを実況するようになり、青学、原晋監督のド太い掛け声が聞こえてくるようになり、昼過ぎ、本日の往路は青学1着。明日に期待がかかる。
夕方5時過ぎ、5chで相棒をみていたら、突然に画面が変わり、羽田のJAL機火災事故を報じる。昨日、能登で大地震があったと思ったら、今日は羽田での航空機事故だ。放水車が出ていて、JAL機に放水している。人の影は見えない。JALはエアバス大型機だ。400人は乗れる。ただ消防隊が放水するだけで、それも慌てている風もない。後で分かったが、このテレビ実況直前に乗客、乗員380人程は既に機内から脱出した後で、死者は出ていなかった、とのことである。お陰で、相棒、最後の15分が実況でカットされ、肝心な部分が見れなかった。ラストは想像で補うしかない。
残りの御節とステーキ、焼肉を食べてから、帰宅する。3泊4日の骨休みができた。今日から既にFXは始まっていて、帰りの電車の中でスマホで操作。初荷を頂く。