ちゃおチャオブログ

日々の連続

1.6(土・晴れ)能登地震、死者100人超え、尚不明者200人超え?

 

能登半島には3年前に旅行した。レンタカーで半島をぐるっと1周したが、半島には高い山は無く、多くの盆地が重なり合っていた。特異な地層と思えた。火山の山が無いのに温泉が出る。地下の複雑な地層の折り畳みを感じた。数億年か数十億年か知らないが、日本海が浮き上がって陸地になったり、今のような海になったりを繰り返し、去年行った対馬でも同様の地層の変化があり、温泉も出ていた。

 

能登半島はそうした特異な地層の上に立っていて、過去何回も直下型の地震に襲われている。学者も政府もそうした特異地域ということは分かっている筈だったが、今まで効果的な対策も対応もしてこなかった。結果、建物が倒壊し、死者100人は全て建物倒壊による圧死だ。不明者の200人も未だ尚、潰れた建物の下敷きになっている。

 

警察は事件が起きてから捜査を開始するが、政府が同じようなことをやっていたら、後手縄だ。大きな被害が発生してから慌てて救済に走り、巨額な資金を投じたりするのは愚の骨頂。総理の阿呆づらが目に浮かぶ。

 

こうした危険な断層が複雑に走っている地区には、巨大地震発生以前に政府は効果的な対策を打たなければならない。住民に周知し、家の補強、移動を促す、等々発生前にすべきことは多々ある筈だ。地震の専門家なども、いつ来るか分かりもしない予測に血道をあげるよりは、こうした危険から避ける方策を政府に提言し、命を救っていくようにして行かなければならない。今の日本の政府も学者も、どこかが大きく間違っている。