ちゃおチャオブログ

日々の連続

1.21(水・晴れ)新幹線、終日運休。大動脈瘤剥離?

 

 

朝10時、東北新幹線が大宮手前の線路上にストップしている映像が流れた。架線の不具合で、停止しているとの報道。無事故、定時運行を誇って来た新幹線、大地震や大雪、大災害以外での平時で、こうした事故が起こるのは珍しいことだ。

 

当初は1-2時間で復旧するかと思われた架線事故も、実際は重大Incidentで、そう簡単に復旧できる状況ではなかった。東京ー大宮間は東北、上越信越、3路線が共通で使用しているので、この3路線が全く動かなくなった。JR東では東京ー大宮間は大動脈と同じで、ここの血流、即ち電流がストップしたら、人の身体で言えば、大動脈瘤破裂と同じだ。早い復旧を期待して駅で待機していた仙台、新潟、長野、その他の駅の乗客、JRからの詳しい情報も無く、ずっと待ち続けていたが、午後の遅い時間になって、漸く終日運休の発表があった。

 

線路上に停止していた3路線の乗客は総勢1400人。最寄り駅まで自走したり、途中で下車させて、駅まで歩いてもらったりと、取り敢えずは緊急対応で怪我人等は出なかったが、1日運休となると、一体何万人の利用者に不便を掛けたか。新幹線が出来てから在来線の廃止が続いていて、果たして、これ等の地方駅との往来は在来線で出来るだろうか・・。

 

一体、どうしてこれ程の重大事故が発生したのか、JR、国交省の詳細な原因追及が求められるが、後からの映像を見ると、パンタグラフが線路上に落下していて、余り信じられないような光景だ。世界一信頼性の高い新幹線で、何故こうした初歩的な事故が起きたのか? 下流日本、ロケット打ち上げもそうだが、こうした先端分野でも、杜撰さが目立ってきた。政官界のトップの人間にかぎらず、中クラスの現場クラスの人間にも、平和に安住してきた、ぬるま湯的な意識が蔓延してきたのか・・。

先ず、政治を変えなければならない。政治を変えて、日本の再生をしなければ、どんどん下流に流れて行く。