ちゃおチャオブログ

日々の連続

1.28(日・晴れ)初場所、照ノ富士優勝。

 

 

昨日、伊丹から帰って来た時、空港内のテレビで大相撲を中継していて、見ると琴ノ若と霧島が最後の取り組みをしていた。アレと思って土俵下を見ると照ノ富士が座っている。後で分かったが、大関の豊昇龍が休場で番付を繰り下げて照ノ富士が不戦勝だったのだ。

12勝2敗同士の対決。どちらも負けられない一番。豊昇龍が勝てば、優勝及び横綱への道、琴ノ若が勝てば、同じように優勝と大関昇進。ここ一番で天国へ登るか、据え置きか・・。琴ノ若見事な力相撲で、明日の優勝が期待された。

 

今日の千秋楽、先に取った琴ノ若は難なくとび猿を退け、13勝2敗。最後の取り組み、照ノ富士と霧島の結果を待つ。霧島が勝てば自動的に優勝だ。が、照ノ富士、強し。霧島を全く寄せ付けず、土俵外に放り投げる。場所の後半にどんどん強くなってきた。

 

優勝決定戦、不吉な予想が頭をよぎったが、またまたモンゴルに優勝を攫われた。場所の前半、膝や腰を痛め、グタグタしていた横綱が、こんなに強くなったとは! 以前はどん尻の序二段から復活して、再度大関まで這い上り、最後は綱まで手にしたその精神力に感服し、応援もしていたが、今や日本人力士の壁になっている。面白く無い。

 

が、これが勝負の世界。強いものが勝ち、優勝も攫って行く。琴ノ若はまだ若い。来場所の大関は確定だ。これから先、何場所も照ノ富士と対決することになるだろう。そうして、優勝も重ねるだろう。祖父の横綱琴桜のような強くて立派な横綱に成長するに違いない。

 

家で最後の千秋楽を見れて、琴ノ若や若元春、更に若い熱海富士、まだ髷も結えない大の里の活躍を見て、続々出て来た日本力士の活躍に、1年、2年後の活躍が大いに期待できた場所だった。さあ、巻き返そう、日本人。