大谷選手が約15分の会見を行う。通訳は勿論水原一平に変えて、別のアメリカ人だ。彼はどんな思いで会見に臨んだか・・。１０年以上の長い繋がりがあり、信頼しきっていたパートナー。微塵も疑っていなかったが、知らない間に６億円も騙し取られていた。
１０００億円プレーヤーからすれば６億円などは微塵の額かも知れないが、一般人から見たら途方もない金額で、それが騙し取られたと知ったら、ひっくり返って、心臓麻痺するかも知れない。
しかし大谷は強い男だ。２００％信頼していた相手から無残に裏切られたにも拘わらず、悔しさをにじませることなく、淡々と事実を話していた。この一つを取っても、日本人を越える素晴らしく、強靭な青年だ。
彼はラッキーだった。この事件が発覚する直前に妻を娶り、相談する相手が出来たからだ。新妻は大谷の窮状を救ってくれる。大谷はこの悲劇を乗り越え、更に素晴らしい野球選手に成長する。彼には出来る。５０－５０も不可能ではない。今年１年、吹っ切ってガンバレ！
この大谷の正々堂々の記者会見と比べ、日本の政治家の弁解には反吐が出る。真実はどこにもない。昨日二階が議員辞職すると会見した。あの毒々しい顔付の８５才男が日本の政界を牛耳って来たと思うと、情けなさを通り越す。いつから日本はこんなゲスな国に落ちたのか！ 今政界を浄化しなければ、もう先はない。
