アゼルバイジャン国境付近に建設されたダムの式典に出席したイラン大統領が昨日、帰りのヘリコプターが山中に墜落し、死亡した。イラン革命以降、シーア派を中心とする極端な宗教統制で、この大統領が就任して以来、デモ等の反対派の死亡は５００人を越えている。近々に新任大統領選挙が行われるが、ロシアの選挙と同じで、形は選挙となっているが、現実は反対勢力の強制排除で、選挙の体を成していない。
ハンチントンが文明の衝突を書いたのはもう３０年以上も前の事だが、２カ所での衝突が止む気配を見せていない。ロシア対欧米、アラブ対イスラエル。この先の世界がどこへ向かって進んでいくのか、分からない。
東京株式が冴えない動き。朝方は３００円を越えて上がっていたが、後場に軟調。最後は１２２円安で３９，０００円を割り込んで引ける。この気迷い相場はいつまで続くのか・・。近い将来の将来高は間違いないと思うのだが・・。
