以前は６月の集中豪雨で各地に災害が出ていたが、最近ではそれを集中豪雨ではなく、線状降水帯と呼んでいる様だ。その線状が移動しないで、一カ所に留まっていると、集中豪雨と同じことになり、災害も拡大する。
今日の線状降水帯は西から東に移動し、１カ所に停滞することなく流れたので、各地には大雨を降らせはしたが、災害級の被害を与えることは無かった。しかし、御難を恐れたか、警戒した新幹線は、一時的に運休になった。‥これしきの雨、と言うなかれ。何かあった時は、誰も責任は取れない。
憎みあっていたら夫婦生活など継続できないと思うのだが、昨日の練馬の事件は驚きだ。
妻がゴルフのクラブで夫の頭を数回殴り、夫はトイレで倒れるように死んでいた。妻も２階の寝室で頭から血を流し、倒れていた。妻からの電話で家にやって来た母親は、部屋の惨状、血の海に仰天、直ぐに警察、救急に通報した。
この家には５０代の夫婦と子供の３人暮らしだが、当時子供は外出中だった。妻の話によれば、何かの諍いで、最初に妻がゴルフクラブで夫から頭を殴られ、頭にきた妻はそのクラブを奪い取り、夫の脳天を正面から数回強打したとのことである。夫はトイレに逃げ込み、妻は母親に電話した。
夫婦のやることではないし、人間のやることではない。ゴルフクラブで頭を強打すれば死に直結することは誰でも分かることだ。そもそも男が女性に手を上げるとか、夫が妻を殴る、などのことは夫婦間では禁句だ。何があっても手を下したらならない。常識中の常識が分からなくなった日本人。動物以下の人畜だ。いや、動物に申し訳ない。動物でも自分を犠牲にしてもパートナーを庇っている。この二人の夫婦は動物以下だ。その二人の間に生まれた子供が不憫でならない。
