ちゃおチャオブログ

日々の連続

7.10(水・晴れ)壊れた男。

 

5月、品川の戸越銀座近くの住宅で妻子を殺害した男が、火災現場から助け出され、今日子供3人に対する殺人罪で再逮捕された。事件の詳細が報じられるにつけ、男の単純、短絡、ホットテンパーな背景が見えて来る。

 

46歳の男、後藤祐介は美容師から介護職を経て、現時点では動画編集者のフリーランスとして働いていたようだ。いわば自宅が職場だ。三日前に元妻と離婚が成立したが、家を出て行かず、そのまま居続けていた。話し合いで離婚が成立したのだから、当然に別居が条件だ。

 

そして当日元妻から早く出て行くようになじられ、カッとなって殺害した。それを見ていた3人の子供が室内を逃げ惑い、小学1年の長女6歳、保育園児の次女3歳、長男2歳を次々に殺害し、自分も死のうと思って自宅に放火したが、付近住民に発見され、助け出された。

 

二人の間にどんな話し合いが行われ、離婚になったのは分からないが、3人の幼児がいて離婚となれば、当然に養育の問題、費用の問題、生活費、等々、いろいろな話し合いが行われた筈だ。その中には当然二人の住まいも話し合われた。新聞では元妻は旧姓で出ていたが、子供3人は後藤姓だった。本来は元妻が出て行く筈だったのか・・。

 

それにしても単細胞な男で、妻からの非難に対し、カッとなって殺してしまった。新聞報道によれば、残された子供たちが可哀そうと思って、3人も殺した、と出ていた・・。一歩踏み止まることを知らない男。家庭を持つべきではなかった男かも知れない。4人も殺したのだから、即死刑だ。

 

京都アニメで灯油を蒔いて40数人も焼殺した男。自分も放火で一緒に死ぬ積りだったのが、腕の良い医者と、莫大な税金を使って命を取り留め、今裁判が開始されている。この男なども、裁判など形式だけで良い。即死刑だ。それが元々彼も後藤も望んでいたことだ。無駄な税金など書ける必要はない。

 

兵庫県で斉藤とか言う若い県知事の下、パワハラ問題で揺れている。県知事は県で一番偉い行政官だ。俺の命令は絶対だし、部下は従うべきだ。最高学府の東大出の若い知事は、県の行政に君臨していた。それが2期、3期と連続当選して、厚い取り巻きに守られて王様気分で君臨しているならまだマシだ。

 

まだ1期の、東大出ではあっても若造だ。経験豊富な年配の部下からは当然に反感を持たれる。今年になって定年間近の局長から内部告発があり、パワハラ問題が指摘された。4月に知事から追い詰められた担当の課長が自殺したのが契機らしい。

しかし知事はその告発を握りつぶし、定年まで3か月を切った局長を自宅待機にした。二日前、局長は親類宅で自殺した。抗議の自殺なのか、悩んだ末の自殺なのかは報道が無く不明だが、残念だ。鹿児島県警元局長のように、内部告発したのなら、トコトン最後まで戦うべきだ。告発した結果、自身が潰れたら、元も子もない。残念だ。