ちゃおチャオブログ

日々の連続

8.24(火・晴れ)非道な人々。

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 遠い国のアフガンでどんな混乱が生じ、何万人にも国外脱出者が空港に押し寄せ、混乱の中で何人か死人も出ているが、それは日本から遠く離れた関係ない国の出来事で、今日、東京でパラ五輪が開催されることとは、全く関係ない事だ。遠くの国で人々が苦しもうが、ここ東京では、世界のハンディキャップの人々を応援する為の最大の宴を開催する。どこの誰からも非道だとは批難されないだろう・・・。ロンドンからやってきたIPC委員長パーソンズはそんな思いで今晩の東京大会開会式を見ているだろう。

アフガンのタリバンが善良な国民を殺害するのも非道ではないかも知れない。タリバンに取っては殺されるべき国民は非道であって、自分達は正当なのだ。殺される国民はこの国に生まれたことを嘆き、悔やみ、殺されにために国外脱出を図る。何の因業かを考えても始らない。ただ生きるのみだ。

 

こうしたアフガン人、IPC関係者を非道な人々とは言わない。今年の4月、横浜青葉区のコンビニ駐車場で夫婦子供二人の殺害死体が車内から発見されたが、今日神奈川県警は父親を被疑者死亡で書類送検した。

前日近くのストアでナイフを買い、車内で37歳の妻を殺害し、同時に小2,7歳と、2歳の息子を殺害し、自分も自殺した。この家族に何があったのかは、詳しい報道がないので不明だが、この男、何と非道で、身勝手男か。離婚と言う方法もあれば、自分だけで自殺することも出来る。妻子とは言え別人格だ。他人を殺し、自分も死ぬ。地獄へ落ちよ!

 

今日福岡地裁、足立裁判長は、工藤組総裁、野村被告に死刑判決、工藤組会長の田上被告に無期懲役を言い渡した。勇気ある判決だ。何年か前、イタリアはマフィアの魔手に牛耳られ、政官界すらも汚染された中で、パレルモ地裁裁判官はマフィアからの脅し、脅迫にも屈せず、大胆な判決を繰り出していた。だが、結局その裁判官はマフィアの魔手に落命した。それでも社会を浄化しようとの勇気ある行動で、誇らしい判決だった。

この足立裁判官、色々なプレッシャーがあったかと思うが、正義漢の塊だ。暴力的方法で4人の市民を殺し、県警警部までも殺害し、組の拡大を計った。許し難い犯罪で、非道な人間だ。彼がヤクザの親分であれ、誰であれ、当然死刑の判決を受けるべき立場だ。国民はこうした非道人間が跳梁跋扈し、社会を蹂躙することは許さない。ガンバレ勇気ある裁判官!

 

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