ちゃおチャオブログ

日々の連続

1.19(金・晴れ)自民派閥解消へ。親が憎いのだ。

 

 

昨日夕、総理は突然に岸田派の解消を発言した。歴史と伝統のある宏池会。元会長の一存で簡単に解消できるとは思えないが、総理の意志は固いようだ。他派閥からすれば、一言の相談も無く、勝手な抜け駆けと見えた様だが、一度滑られた言葉は後には戻らない。

 

先鞭を付けた格好になり、今日の二階派志帥会会長の二階も自派の解消を公表した。今日は6時から安倍派の臨時総会が始まったが、この流れからすると、安倍派も解消せざるを得なくなるだろう。残るのは主に麻生派と茂木派だが、次期総理を狙う茂木とすれば、そう簡単に派閥を無くすことはできないだろう。そうとすると麻生派と茂木派の2大派閥に集約され、浪人となった多くは、この2派に流れ着くか、5人衆が個々に新たな派閥を作っていくか・・。

 

岸田は9月の再任を狙って派閥解消を打ち出したようだが、再任は無理だ。足を引っ張られるだろう。

 

一昨年の10月、甲府市で19歳の少年が交際中の相手の自宅に押し駆け、両親を殺害し、家に放火した。昨日、甲府地裁は死刑を判決した。公判中黙秘を続けた様だが、裁判官は更生の余地なしとして死刑にした。

事件の背景は分からないが、二人の交際を両親から反対され、恨み、憎しみの感情が両親に向かったのだろう。

 

昨日は又、足立区北千住の住宅で50代の夫婦が殺され、床下に隠されていた事件で、近所に住む30代のフィリピン女が逮捕された。この家に住む30代の長男と交際していたようだが、これも又この交際を両親に反対され、恨みつらみの末の犯罪だった。

国籍も年齢も余り関係ない。あるのは人間の感情だけで、親の口出しに対し、強い個人の自由を制限されたと思ったのだろう。

浅墓ではあるが、感情の行きつく所は、こうしたものか・・。