ちゃおチャオブログ

日々の連続

中国・歴史の旅(5)上海博物館へ。

人民広場は上海市旧市街のほぼ中心近くにあり、地下鉄も3路線が交差している。 http://static.app.widdit.com/images/features/searchwiddit.png
 
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手入れの行き届いた広々した空間が広がっている。
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このSkyScraperにも圧倒される。
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さてこれから上海博物館に入ってみよう。 http://static.app.widdit.com/images/features/searchwiddit.png
 
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やや、大勢の外国人が・・。
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去年の秋にソウル博物館を訪問し、その規模の大きさに驚嘆したが、ここ上海美術館は更に大きく、収容物も多い。日本には現在4箇所の国立博物館があり、その最大のものは上野だが、この上海やソウルと比べるとまるで田舎の博物館の違いがある。国力の違い、国の大きさをこれ等博物館の規模の壮大さに見る思いがした。随分以前に訪問したメトロポリタン美術館スミソニアン博物館を彷彿させるものがあった。

この博物館は人民広場のほぼ中央、上海市人民委員会のどっしりとした重厚な建物と向かい合うようにして建っている。風水思想で建てられた方形の建物の上に円形ドームの屋根が乗っている。中国人らしいユニークな発想だ。取り敢えず身近な訪問先として、この博物館へ行ってみる。

ガイドブックには入館料として20元と出ていたが、何と今日は無料。今日だけのことなのか、もう既にタダにしているのか知らないが、ソウル博物館でも無料だったように、国家の文化活動は、こうした施設、文化財産を無料で国民に提供し、又、外国人に見せることによって、自国の啓蒙に役立つのだから、日本の文化庁もこうした方面にもっと予算を使って、各地の国立博物館程度は無料にすべきだ。

博物館に入るにも手荷物チェックが行われているのは、中国社会の安全への過剰反応なのか、むしろこうしたSecurity Checkが行われた方が国民に安心感を与えるものもある。いずれにしても館内に入ると、随分の欧米人観光客。通りではそれ程外人の姿を見なかったが、こんなに沢山の外人がいたかと、館内の陳列物を見るより先にその外人の数に驚いた。それにしても、連休なのに日本人の団体が全く見えない。少しがっかりもした。
 
 
 
 
球形の天井が印象的だ。
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内部空間も又広々としている。
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4階建ての建物には古代から近代までの陳列品がフルに展示されている。 http://static.app.widdit.com/images/features/searchwiddit.png
 
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38000平米の建物内には100万点近くの展示品があり、内中国重要文化財は13万点にも及ぶ。研究者にとっては宝の山である。
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国の予算、国家の威信がこのような形で表現されているのは喜ばしい。 http://static.app.widdit.com/images/features/searchwiddit.png
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